この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第13章 益田家の長男
:*:・'°☆
鏡也君を待ってると…
スーツ姿の男性に声を掛けられた。
「葉瑠ちゃん……だろ?」え!?
なんで私の名前を?…
見たことがあるような気はするけど…
でもわかんなくて─
鏡也君にも言われてるし、話し掛けられたって相手にしないんだから…
「怪しい者じゃないよ…俺、鏡也の兄貴…竜也」
鏡也君の…お兄さん?…うそ!
ダメそんなウソ言っても──無視しなきゃ
急に心細くなってきた。
鏡也君…早く来て。
「葉瑠ちゃん嘘じゃないよ、ほらっ」
名刺をくれて、顔を近づけてくる──
顔をよく見ろって事?
そういえば……目元が鏡也君によく似てる!
「ほんとに、お兄さん?」そうそう…ニコッ
「鏡也が遅れるって言うから─妹をひとりで待たせるわけにいかないだろ?」
妹?…
「あれ……俺の妹になるんでしょ?」
これはほんとにお兄さんだ!
「あっ、はい。宜しくお願いします」
私のこと妹だって!
昔からお兄ちゃんのいる友達が羨ましくて憧れてたから…妹って言われて嬉しくなった。
──///
「葉瑠…怖かっただろ?いきなり変なおっさんに声を掛けられて」
「お前なぁ、おっさんは失礼だろ」
クスッ、鏡也君とお兄さんの会話が面白い。
なんかヒロちゃんといるみたいで安心する──
「──な─葉瑠─」えっなに?
ごめん話し聞いてなかった。
「怖かったろ?」
「あ~、ちょっとビックリしたけど、よ~く見ると鏡也君に似てるし…本物だって思って─」
「先に行ってよっか?」ってお兄さんが言うから電話したんだけど…
「待ってろって言うし」
なるほど、そういうことか─
鏡也君を待ってると…
スーツ姿の男性に声を掛けられた。
「葉瑠ちゃん……だろ?」え!?
なんで私の名前を?…
見たことがあるような気はするけど…
でもわかんなくて─
鏡也君にも言われてるし、話し掛けられたって相手にしないんだから…
「怪しい者じゃないよ…俺、鏡也の兄貴…竜也」
鏡也君の…お兄さん?…うそ!
ダメそんなウソ言っても──無視しなきゃ
急に心細くなってきた。
鏡也君…早く来て。
「葉瑠ちゃん嘘じゃないよ、ほらっ」
名刺をくれて、顔を近づけてくる──
顔をよく見ろって事?
そういえば……目元が鏡也君によく似てる!
「ほんとに、お兄さん?」そうそう…ニコッ
「鏡也が遅れるって言うから─妹をひとりで待たせるわけにいかないだろ?」
妹?…
「あれ……俺の妹になるんでしょ?」
これはほんとにお兄さんだ!
「あっ、はい。宜しくお願いします」
私のこと妹だって!
昔からお兄ちゃんのいる友達が羨ましくて憧れてたから…妹って言われて嬉しくなった。
──///
「葉瑠…怖かっただろ?いきなり変なおっさんに声を掛けられて」
「お前なぁ、おっさんは失礼だろ」
クスッ、鏡也君とお兄さんの会話が面白い。
なんかヒロちゃんといるみたいで安心する──
「──な─葉瑠─」えっなに?
ごめん話し聞いてなかった。
「怖かったろ?」
「あ~、ちょっとビックリしたけど、よ~く見ると鏡也君に似てるし…本物だって思って─」
「先に行ってよっか?」ってお兄さんが言うから電話したんだけど…
「待ってろって言うし」
なるほど、そういうことか─