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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第13章 益田家の長男
:*:・'°☆
鏡也君を待ってると…
スーツ姿の男性に声を掛けられた。

「葉瑠ちゃん……だろ?」え!?

なんで私の名前を?…

見たことがあるような気はするけど…
でもわかんなくて─
鏡也君にも言われてるし、話し掛けられたって相手にしないんだから…

「怪しい者じゃないよ…俺、鏡也の兄貴…竜也」

鏡也君の…お兄さん?…うそ!
ダメそんなウソ言っても──無視しなきゃ

急に心細くなってきた。
鏡也君…早く来て。
「葉瑠ちゃん嘘じゃないよ、ほらっ」

名刺をくれて、顔を近づけてくる──
顔をよく見ろって事?

そういえば……目元が鏡也君によく似てる!

「ほんとに、お兄さん?」そうそう…ニコッ

「鏡也が遅れるって言うから─妹をひとりで待たせるわけにいかないだろ?」

妹?…

「あれ……俺の妹になるんでしょ?」

これはほんとにお兄さんだ!
「あっ、はい。宜しくお願いします」

私のこと妹だって!
昔からお兄ちゃんのいる友達が羨ましくて憧れてたから…妹って言われて嬉しくなった。

──///
「葉瑠…怖かっただろ?いきなり変なおっさんに声を掛けられて」

「お前なぁ、おっさんは失礼だろ」

クスッ、鏡也君とお兄さんの会話が面白い。
なんかヒロちゃんといるみたいで安心する──

「──な─葉瑠─」えっなに?
ごめん話し聞いてなかった。

「怖かったろ?」

「あ~、ちょっとビックリしたけど、よ~く見ると鏡也君に似てるし…本物だって思って─」

「先に行ってよっか?」ってお兄さんが言うから電話したんだけど…

「待ってろって言うし」

なるほど、そういうことか─

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