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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第13章 益田家の長男

「あ、ところで…お前達いつ結婚するんだ?」

お兄さんに気を使わせたかな急に話題を変えてきた…

「え?…さぁ」
なんて言ったらいいか…何にも決まってないし

「あ~来年には……って考えてる…年内は仕事が忙しいからさ」

え、そうなの?
鏡也君は普通に返事してるけど、今初めて聞いたよ?

「葉瑠ちゃん知らなかったの?」コクン。

「お前なにやってんだ」
鏡也君はお兄さんに怒られちゃった。

花嫁が知らないなんて有り得ない─2人でよく話し合って決めなきゃダメだって!

お兄さんはそう言ってくれたけど……
それは私にも責任がある。

(一緒にいるんだから急がなくても大丈夫)
私が鏡也君に、そう言ったから!


───///
そっか、ごめん!
俺が勝手に決めて葉瑠に具体的に言ったことなかったな。
来年になれば仕事も落ち着くしゆっくり準備出来ると思ってたから。

「あの~お兄さん!私が鏡也君にいつでもいいよって言ったんです。だから私にも責任が…」

兄貴が俺に説教したから葉瑠が焦ったんだろ。
俺を庇って説明を始めた。

ありがとな!
そんな葉瑠が健気でいじらしくて…つい無意識に頭を抱き寄せていた。

「ごめんな、今のところそのつもりだから」
「うん」
葉瑠が嬉しそうに笑ってくれて安心した。


コホ、コホン…………
「「……ぁっ……」」

「お前、よく兄貴の前でそんな事出来るな」

ヤバい、変なとこ見せちゃったな。
俺を見て兄貴がずっと笑ってる。

「鏡也もそんな事するんだな、ククク」
あ~くそ、失敗した!

そんな笑うなよ。
俺は葉瑠にはいつもこうだよ!

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