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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第14章 忙しい時こそ…甘えたい。

今から送るの?…………でも電話で話してるし
「なんだ、じゃ電話しなきゃ良かったな?」
「え~なんでぇ~そんなこと言わないでよ」

声聞けて嬉しいのに──
「クスッ、冗談だよ…嬉しかった?」
うん、もちろん。

休憩ってことは、まだ終わらないんだね!

「まだ帰って来れないの?」
「あ~!ごめんな何時になるか分かんないから先に寝てろよ?」

やっぱり?
編集作業が遅れてて終わらないんだって!

「いいか待ってないで寝てろよ」
「ウフ、わかってる」
ここは素直に聞いとかないと…………

私が起きてるって思うと心配になるんだって
気になって仕事が進まないって前に言ってたから。

「鏡也君…何か食べた?」─軽く食べたよ!
「疲れた?」─少しね、でも大丈夫!

なんかこうして喋ってると遠距離してた時みたい
その時もやっぱり鏡也君は忙しくて…

(疲れてない?)
(疲れてるよ、だから葉瑠に電話した…葉瑠の声聞くと癒されるからさ)

逢いたいって……困らせた時もあったし!
たまにくれる電話が凄く嬉しくて、なかなか電話が切れなかったね…………

ちょっぴり昔を思い出して切なくなった。
今は状況が違うけど─

遠距離の時に比べたら全然まし
忙しくても毎日一緒にいられるんだから……
これで寂しいなんて言ったらバチが当たる!

「さっ!そろそろ仕事に戻るか」へ?
あっ、そうだねごめん。仕事頑張ってね。

「いいか寝てろよ」ウフッ、うん。

何度も〝いいか待ってるなよ〟って念押ししてくるから……それって、待ってろって言う意味なのかな?

ほらっ芸人さんがよくやる、お約束のやつ……

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