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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第14章 忙しい時こそ…甘えたい。

「鏡也君…後で何かLINEするね」
おう、頼む!

あのさ──うんなに?

「写メ送って」写メ?
なんで写メ?突然言われても困るんだけど

「葉瑠の自撮りでいいから」
急に私の写真を送れって……どうしよう。

「ヌードでもいいけと?─クスッ、すっげぇセクシーで…もうさぁ一発で目が覚める強烈なやつ」

何を言うかと思ったら
ウフフフ、もうふざけちゃって

ヌードなんて撮るわけないでしょ~が!
「やだムリ」
「なんでだよ~ケチ」

そんなの見た後で仕事出来るの?
変な気分になったりしない?

「─ん~確かに」でしょ?

冗談ばっかり言ってないで仕事しなさい。
鏡也君……いいの?ずっと喋ってて…

「今日はもう帰ろうかな?葉瑠に会いたくなった」
へ?、きょうやくん─

「──なんてな!」


最後は茶化して終わったけど

胸がキュンってしたよ。
私も会いたいよ…

早く終わらせて帰ってきて

「仕方ない、やるか─なるべく早く帰るから」
…うん、頑張ってね。


仕事中なのについ長電話になっちゃって、気が付けば30分以上も喋ってた。

でも良かった!元気が出た。

やっぱり鏡也君は凄いな!
私の事をよく分かってる。

今日はぐっすり眠れそうだよ。
あっでも写メどうしよう

ヌード……それはやっぱりムリ、仕事中に鼻血出したら困るから──じゃどうする?

あっそうだ、いいこと考えた!

変顔とか?鏡也君がつい笑っちゃうやつ。
元気が出るように…

カシャ、カシャ──
ウフッ、うん可愛い……って言うか面白い。

キャハハ……鏡也君…笑ってくれるかな
なんか楽しくなってきた。

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