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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第14章 忙しい時こそ…甘えたい。

うっ、もう苦しくなってきた!
「葉瑠、ほんとに寝てるの?」シーン……寝てますよ。

ビクッ……ぅ、コラッ─ダメ、触っちゃ。
隣に寝転んでそっと背中に手を添えたりするから、もうそれだけでくすぐったい。

鏡也君お願いだから手を動かさないでよ。

「こんな体勢でよく寝れるな、疲れないの?」

鏡也君は大きなひとり言…………だよね?
気付いてるわけじゃないよね…

もうそろそろ限界、だから離れて……

ビクッ……
私の髪を横に流すように撫で始めたと思ったら…
うなじにキス。

─ぅん──クスッ
「葉瑠……それじゃ苦しいだろ」
寝たフリの私は鏡也君によって上向きに体勢を変えられた…

はあ、漸く辛い体勢から解放されたけど…
このまま私は寝てるべき?
眼が覚めた─的な感じで起きようか。

それじゃ叱られることもないよね。
短い時間にいろいろ考える──あっ!

鏡也君の手がパジャマの上着の中に入ってきた…

「葉瑠、寝てる?」………どうしよう!
添い寝をしながらパジャマの中で手が動く。

ちょっとやめて。
固く眼を瞑り必死に我慢。
「─ンン─//」

「まったく、もっと可愛い写メ送ってこいよ」

あっ、見たんだ…どうだっかな?
元気出たでしょ?ウフフ

ンッ、やだ、コラッ──ウッ、ンン
乳首を指先でコロコロ………やめてったら!

「なんだあの写メは?、こんなイケメン捕まえて……笑っちゃって仕事にならなかっただろ~」

フフフ…そうなの?
笑っちゃって……フフフ…ヤダ、思い出しちゃう。
フフフ…

ダメ笑いそう!フフ…
鏡也君頼むからもう喋らないで…クク

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