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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第14章 忙しい時こそ…甘えたい。

そんなのダメに決まってるでしょ………
今さっき、恥ずかしいけど鏡也君にならって言ったばかりでしょ。

信じられない……


暫く言葉が出ない私に鏡也君は…
〝大丈夫だょ〟って!

「何が大丈夫なの、もう鏡也君の会社の人に会えないよ」

「大丈夫だって見せたのは普通の写真だから」

ホントに?…………ほんと。
でもなんで見せる必要があるわけ?

鏡也君が変顔写メ見てずっと笑ってたから、みんなが見せろって煩かったんだって……

「でもこれを見せるわけにはいかないだろ?」
だから仕方なく…代わりにって事で2人のラブラブショットを何枚か───

「みんなが葉瑠の事…可愛すぎだってさ」
え…そ、それはどうも……

んぅ……鏡也君は私に被さってくる。
「紹介しろって煩いからダメって言っといた」

なんで?私達結婚するんでしょ。
挨拶くらいしなきゃ失礼じゃない?

「いいよ挨拶なんて」ンンンン…ダメでしょ。
「じゃ、そのうちな」ハア、鏡也君……


キスしながらパジャマを脱がそうとする。
「ぅ、ンンンン…鏡、也くぅん」

ん?なに……

ハア~早く寝なきゃ疲れてるでしょ?
すぐ起きる時間になっちゃうよ、ね?

「ん~またお預け?」
チュッ、チュ…

毎日遅いし明日も早いんでしょ?
身体を休めなきゃ疲れ取れないよ……

いつもだったらとっくに寝てる時間、写メなんて撮ったりしてたからすっかり遅くなっちゃった。

私だって、もっとじゃれ合いたい─でも早く寝かせてあげなきゃ

「わかった」
うん。鏡也君おりこう!クスクス

「シャワー浴びてくるから今度こそ寝てろよ」
はいはい。

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