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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第14章 忙しい時こそ…甘えたい。
──//
遠くで聞こえるシャワーの音を聞きながらウトウトしていた。

ガチャ
遠くなる意識の中で鏡也君に腕枕をされて眼が覚めた。
ギュッ……「きょぅやくん」
お腹に腕を回して抱きついた。

「あっごめんな、起こしちゃった?」

ううん。ウトウトしてただけだからいいの
「早く週末になればいいね?」

「あ~そうだな、1日中2人でゴロゴロしてよ~な…それまで我慢出来るか?昼間ムラムラして1人でするなよ」
うん。

ん?……なんの話?

「ん?エッチの話、ここんとこシテないから休みの日にシタイって事だろ?」

ドスッ「うっ」
もう早く寝なさい!

バカッ!
そんなんじゃないから……


スースー
鏡也君…寝ちゃった。
やっぱり疲れてたんじゃない…

「─クスッ─」
でも違ってはないかも!
最近鏡也君が不足してるから…やっぱり甘えたい

たぶんそれは鏡也君も同じ…

暫く鏡也君の寝顔を見て、体温を感じてそっと眼を閉じた…


───///
ピピピピ……
きょうやくぅ~ん、時間ですよ~起きて~

「うっ、ぅ~ん」
夕べ遅かったからなかなか眼が覚めないね。
可哀想でギリギリまで起こさずにいたけど、もう起きなきゃ。

「鏡也君…時間だよ」

うっすら眼を開けた。
やっと起きた──けど、寝惚けてる?
しばらく私の顔をボーっと見てる。

「鏡也君…大丈夫?」
「はるぅ~」うん?な~に!

まるで小さな子供みたい。
寝転んだまま私に両手を延ばしてくる…

クスッ、鏡也君の胸にそっと飛び込んだ…
ギュッ「おはよ、時間よ」
「うんおはよ」

ご飯出来てるから、食べて──

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