この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第14章 忙しい時こそ…甘えたい。
****
寝室に行こうと葉瑠を抱き上げた。
「待って、婚姻届…書かなきゃ」

今?いつ出すって?
「さぁ、アハハ、でも気になるから」

ヒロちゃんと洋子さんの婚姻届。
葉瑠は気になって仕方ないらしい

まだベッドでイチャつきたいのに…

仕方ない、じゃ先に書こうか。


───///
婚姻届を前に葉瑠が固まってる。

「どした?」
「緊張してきた……」
なんで葉瑠が緊張するの?

「だって!これでヒロちゃんと洋子さんの人生が決まるんだよ?鏡也君…緊張しないの?」

しないけど……

え~ほんとに?

葉瑠は、深く考え過ぎ。
これは俺らのじゃないんだから!

さっ、早いとこ書いてベッド行くよ。
書くぞ!サラサラサラ……
印鑑も押してと…ポンポン─「よし終った」

じゃ後は葉瑠、書いて

「え~そんな簡単に書いちゃうの」
書くさ、ほら葉瑠も早く。

「う、うん分かった……」
「───///」

ヤバい葉瑠を見てると笑いそう!
正座して………片手でペンを持ち、もう片方で用紙を押さえて構えてる。
ククッ…
書初めでもするみたいだぞ。

俺が笑うと、きっと書けなくなる。
ダメだぞ笑っちゃ……堪えて堪えて

ほらっ、早く書け!

「鏡也くぅん…どぅしよ~」
ペンを置いて俺に助けを求めてくる。

なに?なんだよ。──

手が震えて書けないって……
あ~もう、読めればいいじゃん。


ねぇ、葉瑠まだ?
早くしないと寝ちゃうぞ!

緊張が収まるまで休憩って言ってから、
もう10分。
いつ終わるの?

これじゃ本物を書く時はどうなるんだ?
頼むから早く書いて、

葉瑠ぅ~俺、眠くなってきたよ!

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ