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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第15章 小さな嘘

隣で葉瑠が頷いてる…………
〝そうそう、贈りたいの……ねっ鏡也君〟ウフフ

そこで漸くこっちの状況を理解してくれたらしい…

(あっ、そうかごめんね)ホッ……
良かった分かってくれて。

(子供達にプレゼントって言った?そんな気を使わないで~気持ちだけで十分だから、葉瑠ちゃんにそう言って!)

「でも、葉瑠の気持ちだからさ、奈緒美さんにプレゼントするんじゃないよ!太郎と華子にだから」
(ウフッ、そうだった)

(でもね…その事でちょっと困ってるの、あっそうだ鏡也君なら……なんとかなるかな……)


───////
「え、俺達が?う~ん…今日はちょっと…ま~そうだけと、あ~分かったよ」ピッ!

「どうかしたの?奈緒美さんなんだって?」

さっきまでニコニコしてたのに葉瑠は電話の様子が気になったみたいだ。

俺の顔を覗き込み不安な表情……


うん、それがさ…………

「太郎も華子も〝サンタさんにしか教えない〟って何が欲しいのか教えてくれないんだって」

サンタ宛てに書いた手紙もどこかのポストに入れて来ちゃって……確認も出来なくて困ってるらしい─

「それでさ…太郎達に俺らから聞いてくれないかって言うんだけど」

誰が聞いても言わないから諦めてたらしいんだけど…もしかしたら俺と葉瑠になら教えてくれるんじゃないかって…

「うんそうだね、え、私も?」そう。

奈緒美さんは俺より葉瑠の方が良いかもって言ってたけどな。

1度しか会ってないのに葉瑠お姉ちゃんはカリスマになってるみたいだぞ。

「プレゼントは来週にして二人に会いに行く?」

早いとこ聞いた方がいいよな?

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