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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第15章 小さな嘘
──///
「葉瑠着替えて……」
「は~い♪」
相変わらず返事はいいけど……

「……ン……鏡也くぅん」
……あ~そうだった!ボタンな?
「ほらっ肩に捕まってな」うん。

今度はさっき留めたボタンを外しに掛かる。

「クスッ、山本さん可笑しかったね」へ?……
「ぁ~そうだな」

「あのね、山本さんが鏡也君を見たって言い張るから、それってタケルじゃないのって言ったの」
そしたらね!

フフフ…〝山本さん、何て言ったと思う?〟

さぁ~ろくなこと言いそうにないけど!

「はい出来た、脱いで」
「ありがと♪」
コートを脱がすと葉瑠は俺に抱き付いてくる。

俺はそのまま葉瑠を膝に抱えてソファに腰を落とした。

「で、山ちゃんはなんて?」
「フフッ…タケルみたいなオーラは無かったから絶対鏡也だって♪」
クスクス

……ッ………あっそ。
捻くれ者の山ちゃんには俺のオーラは見えないんだよ。
「葉瑠には見える?俺のオーラ」
「うん見える♪」クス、

良かった!
葉瑠にだけ見えればいいんだよ俺は─

ん?……唇を突き出してみると、葉瑠はニッコリ笑って応えてくれる。
ウフ……チュッ。

「鏡也君と奈緒美さんが歩いてたら弟姉じゃなくて恋人に見えるよね?キャハ……」

え……不意に投げ掛けられたキーワード。
なんだよ、たいして酔ってないじゃん!

気にはしてないようだけど…
それとなく言っておこう。

「あのさ…葉瑠、今日の事なんだけど」
「……?、今日?あっそうだ…何が欲しいって?」

え、あ~えっと、
「太郎君達…教えてくれたんでしょ?」

「あ、うん、教えてはくれたけど」

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