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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第15章 小さな嘘

俺だって今チョー忙しいから!
「アハハハ、奈緒美さん大袈裟じゃね?」

兄貴が浮気でもしてるって言うのかと思ったけど
「浮気よ……」え?
そんなデカイ声で…………

「たぶん……だけど」

ちょっと奈緒美さん落ち着いて。
他の客が俺らを見てるよ。

「証拠でもあるの?」

「ハッキリした証拠はないけど─」

でもね?──
今までその辺に置いたままだった携帯は離さなくなって、ロックまで掛けるなんておかしいでしょう?

それは、そうだけど──

「今日兄貴は?」
「さあ」
今日も朝早く出掛けたらしい!

毎日帰りは遅いし、たまに家にいても寝てばかり、起こしに行くと眠いって怒るから、太郎達の前で喧嘩になったらしい…

マジか?
でも子供の前で喧嘩はダメだよ。

「お袋達はなんて?」
「お義母さん達の前では仲良くしてるわ」

きっと何かの間違いだろ?
葉瑠と3人で飲んだ時だって惚気てたのに…

「この前さ葉瑠と兄貴と飲んだんだよ、奈緒美さんには同居もしてもらって感謝してるって言ってたけどな」

それに俺達を見て奈緒美さんに会いたくなったって早く帰ったし…
浮気なんてするわけないよ。

「そんなに気になるなら俺が兄貴に聞いてみようか?」

ブンブン
「余計なこと言うなって叱られるわ」

じゃどうすんの?
「だから相談してるんじゃない」

………ごめん。

はぁ~こんな事相談されて、
どうすりゃいいんだよ。

違うと思うけどハッキリ聞いてみる方がスッキリしていいんじゃない?

何かあったら俺がバシっと言ってやるから聞いてみようよ?

そう言うんだけど………

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