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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第16章 胸騒ぎのワケ
───///
ガチャ……さて、葉瑠?

ん!今度はなに?

急いでシャワーを浴びて戻ってきたのに…
今度は床にたくさんの紙袋が転がってる。

「ほら、これ見て」
これは?

「これが太郎君ので、こっちが華ちゃん…後は」

あ~そうかプレゼント……でも
買いすぎだろ、こんなに…


うちのお袋や親父にまで…
そんな気を使わなくていいのに。

「安かったの」

そういう事をさりげなくやっちゃうから…
凄いな葉瑠は……

健気で、いじらしくて…
プレゼントの仕分けに夢中になってる葉瑠を後ろから抱きしめた。

なのに─
「なに、どうしたの?」へ?

いや、べつに…
ただこうしたくなっただけだけど

「何でもないけど、ダメ?」
「フフッ─ううん、でもちょっと待ってね」
じゃ、早く片付けて?

「これは、誰にあげたらいいと思う?─」

え、決めてないの?
葉瑠…今度から決めてから買おうな。
いくら安くてもこれじゃ……

「これね……今売れてるんだって」
へ~!そうなんだ。

「どっちがいいか悩んじゃって……」

そっか
でも…全部出して説明しなくていいから
もういいから片付けよ?眠くなっちゃうよ。

「後はね~」
はぁ~もう!
全然終わる気配がない

仕方なくソファに寝転んだ…
早くしないと寝ちゃうぞ!

「……クスッ、鏡也君…?」あ?
「眠いの?」眠い。
「今日はゆっくり出来るんだよ?ダメ寝ちゃ」

だってさ──

葉瑠は全然俺を構ってくれないじゃん

どれだけ俺が我慢したと思ってんの。
楽しみに帰って来たってのに…ずっと待たされて

大人げないけど…ちょっとイライラしてきた!

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