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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第2章 波乱のアルバイト
「葉瑠?」え?なんで電話?
どっから電話してるの…まさかリビングから?
「今起きたの?」
うん。だってまだ鏡也君…起こしてくれないから
クスッ「やっぱり!葉瑠……時計見てみ、今何時?」
時計?えっと!
「───!?え~うそっ」
そんなに───私寝てたの?
もうお昼だ。
なんで起こしてくれないのお弁当は?──
「今日はコンビニで買うからいいよ!」
何度か声掛けたけど全然起きないから諦めたって
「……そうなの?ごめんね」
「いや、夕べ俺…激しくしすぎたからさ」
あっ……そぅ、そうだよ!
あんなにされたら誰だって起きれないから
アハハ、ごめんごめん。
でも、良かった!いつもの鏡也君で
.:*:・'°☆
「え~やだちょっと葉瑠ったら…写真撮っただけなのに、そんなに疲れたの?」
いやそのせいじゃないんだけど──
夕方─
彩ちゃんがバイトの件を心配して電話をくれた。
私が鏡也君に怒られてたら困るって!
〝お昼まで寝てた〟ってうっかり私が言ったから勘違いされちゃったみたい。
「鏡也さんモデルの件…何か言ってた?」
(強引にモデルなんてやらせちゃったけど、ほらっ鏡也さん葉瑠の事を溺愛してるみたいだから心配だったのよ)
彩ちゃん心配するの遅いよ。
大変だったよ夕べ、鏡也君に攻めまくられて─
だから起きれなかったんだから
───なんて…言えるわけない。
「う、うん、ちょっとだけ叱られたけど……最後は、今回だけだぞって……許してくれたよ」
フフッ、「やっぱり?ごめんね~」
─彩ちゃん。
ごめんねって、笑いながら言う?