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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第16章 胸騒ぎのワケ
──///
「葉瑠ちゃん元気ね~な、どした?」

え、ううん…そんなことないよ。

バイト中も、気になって暇をみつけては携帯を覗くんだけど鏡也君からはなんの連絡もない……

奈緒美さんは帰って来たのかな?
みんなで話し合ってるとか─

案外もう仲直りして、みんなで食卓を囲んでたり…
なっ、訳ないか?

「──瑠ちゃん──おい葉瑠ちゃん」へ?

「大丈夫か?、これ奥のボックス席」
あ~ごめんなさい。奥ね!

いけない。
余計な事考えないようにしないと


──**
結局、終わりの時間になっても連絡はないし迎えに来る気配もない……

こんな時間まで……
大丈夫かな?

どうなったんだろ~。
私には状況が全然わからないし…ちょっとだけでも連絡くれたらいいのに─私だって心配だよ!

「葉瑠ちゃん鏡也は?」
来るはずの鏡也君が来ないからヒロちゃんも気にしてる。
え?えっと─なんて言おうか…
「今日は仕事」

〝休みだったんだけど呼び出されちゃって……まだ終わらないみたい〟

「や~ね、だから元気なかったの?」

やだ、洋子さん違うったら!
鏡也君が居ないからじゃないよ?

「ウフフフ、はいはい」
あ~もうっ!

「毎日夜中まで残業させて、休日に呼び出しまでするのかあの会社は──ブラック企業だな」

え?違う違う、そうじゃないの。
咄嗟についた嘘にそんなに食い付いて来られたら困っちゃう。

「よくやるな鏡也も、じゃ葉瑠ちゃん飲むか?待ってたらまた鏡也が駆け込んで来るかもよ?」

アハハ、だといいけど──でも今日は止めとく。

楽しく飲む気分じゃないし
もう帰るよ。

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