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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第16章 胸騒ぎのワケ
***
掃除に洗濯、買い物も済ませたし…バイトの時間まではのんびり出来るな…

ガチャン!
ん?……

鏡也君?

こんな時間に帰ってくるなんてどうしたんだろ
時計を見るとまだ夕方……

「ただいま…」やっぱり鏡也君だった!

「え、どうしたの?まだ夕方だよ」

こんな早い時間に帰って来るなんて…

あれ、ちょっと顔色が悪いけど……

「頭が痛くてさ、みんなが帰れって言うから」

オデコに少し触れただけですぐに分かった。
「鏡也君?ちょっと…やだ、凄い熱だよ」

来て……
手を引いてすぐに寝室に引っ張って行った。

「体温計持ってくるから寝てて」



ピピピピ「どお?」
「あ~38℃もある」
「そんなに?」うん!

「病院行く?」
「いいよ…ただの疲れだと思うから寝てればすぐ治るよ」

そ~ぉ?じゃ寝て!

冷却シートを貼って解熱剤を飲ませて……後は
ヒロちゃんに電話して今日は休ませて貰おう。

「葉瑠…大丈夫だから行っていいよバイトだろ?」

うん、でも……
「大丈夫、大人しく寝てるから」


「こんなんで葉瑠を休ませたらヒロちゃんに後で何を言われるか分かんね~からさ」

言うわけないよそんなこと!
こんなに熱があるのに心配だもん。

「ほんと大丈夫だから」う、うん。

熱のせいか大きく息を吐いて辛そうな鏡也君……

滅多に風邪もひかない鏡也君が早退するなんてよほど具合が悪かったんだ。
だから昨日あんなに疲れた顔して…

「葉瑠…クスッ、そんな顔しない、大丈夫だから…」

鏡也君は…心配する私の顔を見て頬を撫でてくれた。

〝うん、じゃ早めに帰ってくるからね〟

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