この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安

.:*:・'°☆
改札横の柱で人の行き来を眼で追っていた!
あっ来た。
「ごめんね待った?」
「ううん、私もさっき着いたばっかりだから」
「ねぇ洋子さん、どこ行くの?」
「ウフフ、まだ内緒」
え~!
先週……
半ば強制的に約束させられての…今なんだけど
(土曜日の10時に駅前よ)
(どこ行くの)
(ひ・み・つ)
行き先も教えてくれないし─
〝まさかお遊戯会じゃ無いでしょうね?〟
「え?なに?」
「あ、ううん何でもない」
みんな私が余程の暇人だと思ってるな……
ま~実際そうなんだけど
電車に乗って連れてこられたのは……
え、ここって有名なホテルじゃないの?
「さっ、行くわよ」あ、うん!
ここで、ランチでもご馳走してくれたりして……
周りをきょろきょろしながら洋子さんに付いて行った
んっ?……
「葉瑠ちゃんも見といた方がいいでしょ?」
え?……
『ブライダルフェア』
ウエディングドレスの展示会だって!
そっか、洋子さん写真だけは撮りたいって言ってたもんね。
うん見たい見たい!
試着も出来るんだって──
「こんにちは、待った?」
洋子さんは……スタッフの人と知り合いかな?
何やら親しげに喋ってるの。
私は綺麗なドレスを前に洋子さんに似合いそうなドレスを物色中。
うわっ、どれも素敵で迷っちゃう……
「どう?いいのあった」
「うん、これなんかどう?洋子さんに似合いそうだよ」
あ、これも可愛い!
「葉瑠ちゃん…私のはいいから気に入ったのがあったら着てみたら?」
へ?いや、私はいいよ!
今日は洋子さんの付き添いだもの。
そんな図々しい事出来ないよ!
改札横の柱で人の行き来を眼で追っていた!
あっ来た。
「ごめんね待った?」
「ううん、私もさっき着いたばっかりだから」
「ねぇ洋子さん、どこ行くの?」
「ウフフ、まだ内緒」
え~!
先週……
半ば強制的に約束させられての…今なんだけど
(土曜日の10時に駅前よ)
(どこ行くの)
(ひ・み・つ)
行き先も教えてくれないし─
〝まさかお遊戯会じゃ無いでしょうね?〟
「え?なに?」
「あ、ううん何でもない」
みんな私が余程の暇人だと思ってるな……
ま~実際そうなんだけど
電車に乗って連れてこられたのは……
え、ここって有名なホテルじゃないの?
「さっ、行くわよ」あ、うん!
ここで、ランチでもご馳走してくれたりして……
周りをきょろきょろしながら洋子さんに付いて行った
んっ?……
「葉瑠ちゃんも見といた方がいいでしょ?」
え?……
『ブライダルフェア』
ウエディングドレスの展示会だって!
そっか、洋子さん写真だけは撮りたいって言ってたもんね。
うん見たい見たい!
試着も出来るんだって──
「こんにちは、待った?」
洋子さんは……スタッフの人と知り合いかな?
何やら親しげに喋ってるの。
私は綺麗なドレスを前に洋子さんに似合いそうなドレスを物色中。
うわっ、どれも素敵で迷っちゃう……
「どう?いいのあった」
「うん、これなんかどう?洋子さんに似合いそうだよ」
あ、これも可愛い!
「葉瑠ちゃん…私のはいいから気に入ったのがあったら着てみたら?」
へ?いや、私はいいよ!
今日は洋子さんの付き添いだもの。
そんな図々しい事出来ないよ!

