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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安

プロのカメラマンさんってホントお世辞が上手なんだもの……
その気になっちゃうんだよね!

ドレス姿の自分を見てニヤニヤが止まらない…

クスッ、もう、洋子さん……せっかく撮ってくれても、ちょっとピントがズレてるし
今どきの携帯は綺麗に撮れるもんだと思うけど。

表紙に使う写真さえ綺麗に撮れればいいんだって…


(洋子さん、これ酷くない?)
(しょうがないでしょ素人なんだから)

鏡也君に見せるならそっちが良かったなぁ
〝俺も行きたかった〟……なんて言うかも!
前に鏡也君と見に行こうって言ってたのに行けなかったから─


鏡也君まだかな~早く帰って来てよ~

なんか眠くなってきちゃったよ。カクン…

ダメだ、カクン…ちょっとだけ、
すぐに起きるから……


………///
ガチャン──ん?─いま、音が、

ふわっ───と身体が浮いたような─
〝はぁ~また、こんなとこで寝て…〟

「ん、ぁ~、鏡也くっ、ん、?あ、お帰り」
眼が覚めると鏡也君に抱っこされてる。

「ダメだろ、ベッドで寝なきゃ」

うん…ごめん。
「鏡也君、あのね…ヒロちゃんと洋子さんが………あ、でも…いいや」

ツリーの照明で分かりにくかったけど、鏡也君凄く疲れた顔してた。
「ん、…どした?」
「ううん、明日でいい」

もう遅いから早く寝かせてあげなきゃ!
ごめんね疲れてるのに…私がソファでうたた寝なんかしたから……

「葉瑠、なに?いいから言って」う、うん…

あのね……
「フランス料理のディナー券を貰ったんだけど…」

「それがえっと…24日、クリスマスイブなんだけど…仕事休める?」
「24日?……」

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