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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安

「パパ~きてくれたの?」
2人ともお兄さんの顔を見た途端…纏わり付いて離れないの。

奈緒美さんも3人の元にゆっくり近づいて行く。
「竜也……仕事って言ってたのに」

「そうなんだけど!太郎は今年が最後だしな…やっぱり見たくて、今日は無理言って抜けて来たんだけど間に合わなかったわ…アハハ」

「太郎、華子ごめんな」
そう言ってお兄さんは2人を抱き上げた!

そっか、太郎くんは年長さんだから……クリスマス会はこれが最後だった。

今日は間に合わなかったけど、こうやって駆け付けてくれたんだから良かったんじゃない?

2人とも凄く嬉しそうだし!

「きょうやがビデオとってくれたよ、いっしょにみれる?」
「あ~見るよ」

「やった~「やった~」

良かった。
奈緒美さんはちょっと複雑な顔だけど……でも優しい顔で3人を見つめてる。

「鏡也悪かったな、葉瑠ちゃんもありがとう」
ブンブン
「2人とも頑張ってたから誉めてやって、じゃ俺らは帰るから」

そうだね、後は家族水入らずで……

「あ、鏡也……ちょっと、いいか」
「へ?あ~」
お兄さんは鏡也君を呼び止めると…両腕に抱き上げた2人を下ろし離れた所に歩き出した。

私達に聞かせたくない話なの?

奈緒美さんも気になるみたい。
不安そうな顔で見てるもん。
なんだろ、2人とも真剣な顔でずっと喋ってる。


「パパ~もうかえろ~」

「?……あ~ごめん、じゃ帰るか……」
痺れを切らした太郎君がお兄さんに声を掛けて漸く話が終わった…

「どうかしたの?」
「へ?ん~ちょっとな」

なに?…「ねぇ、どうしたの「さっ帰るぞ」
う、うん。

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