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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安

………***
「ぱいば~い!おねえちゃん、きょうや~」
「またねぇ~」
やっぱり本物のパパやママには敵わないな。
お兄さんが来た途端、2人ともスーと離れて行っちゃった。
はぁ~でも良かった。安心したよ~
私なんか、もういろいろ考えちゃって……
「…お兄さん来れて良かったね」
「……」
「…鏡也君?」
鏡也君はずっと何かを考えてるみたいでうわの空
何か心配な事でもあるの?
さっきからあまり喋らないし……
「ねぇ何かあった?元気ないね?」
「へ?いや、なんでもないよ!疲れただけ」
そう?でも……
お兄さんが来るまでは元気だったでしょ…
代役が終わったから寂しくなっちゃったとか?
ウフフ
「奈緒美さんも、嬉しそうだったね?」
…ねぇ、聞いてる?
「え、なに?」ちょっと…
「奈緒美さんとお兄さん、もう大丈夫だよね?」
「う~ん……だといいけど」
「……」
なにそれ…まだ他にも何かあるみたいじゃない。
どうしたの?
せっかくお兄さんが来てくれて太郎くんと華ちゃんがあんなに喜んでたのに……気になる言い方して
「…まだ他に何かあるの?」
「え?いや、そう言うわけじゃないけど」
そう言ったまま、またダンマリ。
「ねぇ鏡也君、お兄さんと奈緒美さんって…「葉瑠、あのさ…兄貴達の事はちょっと待って」
どう言う意味、聞いちゃいけなかったの?
なに、待ってって…
私だって心配してるのに……
私には言えないんだ!
いつも曖昧な返事ばかりで何にも教えてくれないんだから…
じゃ、鏡也君はほっとくの?奈緒美さんの事……
私に黙って毎日電話してるんでしょ?
「ぱいば~い!おねえちゃん、きょうや~」
「またねぇ~」
やっぱり本物のパパやママには敵わないな。
お兄さんが来た途端、2人ともスーと離れて行っちゃった。
はぁ~でも良かった。安心したよ~
私なんか、もういろいろ考えちゃって……
「…お兄さん来れて良かったね」
「……」
「…鏡也君?」
鏡也君はずっと何かを考えてるみたいでうわの空
何か心配な事でもあるの?
さっきからあまり喋らないし……
「ねぇ何かあった?元気ないね?」
「へ?いや、なんでもないよ!疲れただけ」
そう?でも……
お兄さんが来るまでは元気だったでしょ…
代役が終わったから寂しくなっちゃったとか?
ウフフ
「奈緒美さんも、嬉しそうだったね?」
…ねぇ、聞いてる?
「え、なに?」ちょっと…
「奈緒美さんとお兄さん、もう大丈夫だよね?」
「う~ん……だといいけど」
「……」
なにそれ…まだ他にも何かあるみたいじゃない。
どうしたの?
せっかくお兄さんが来てくれて太郎くんと華ちゃんがあんなに喜んでたのに……気になる言い方して
「…まだ他に何かあるの?」
「え?いや、そう言うわけじゃないけど」
そう言ったまま、またダンマリ。
「ねぇ鏡也君、お兄さんと奈緒美さんって…「葉瑠、あのさ…兄貴達の事はちょっと待って」
どう言う意味、聞いちゃいけなかったの?
なに、待ってって…
私だって心配してるのに……
私には言えないんだ!
いつも曖昧な返事ばかりで何にも教えてくれないんだから…
じゃ、鏡也君はほっとくの?奈緒美さんの事……
私に黙って毎日電話してるんでしょ?

