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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安
……///
「ぅ~ん、ん……ハァ、ハァ」
大丈夫か…苦しい?……熱のせいで葉瑠はずっと魘されてる。

落ち着け!
こんな時どうすりゃいいんだっけ?

俺が熱の時は確か……葉瑠に薬を飲まされて、そうだオデコに熱を取るやつ貼られたな!


あった!
そうだ冷却シートだ。これをオデコに貼って

「葉瑠ほらっ薬、口開いて」ん~ん……

ムリにでも飲まそうとしたけど無意識にイヤがって顔を逸らすから
仕方ない…

強引に口に錠剤を押し込むと水を口に含んで、少しずつ葉瑠の口に流し込んだ。

「っん、ゴクッ……ゴクン…ハァァ」飲んだか?……
大丈夫だな、よし。

「……すぐ良くなるからな」
こんなに汗かいて……着替えさせなきゃ。

「葉瑠ぅ、着替えるよ」
服を脱がして、首に張り付いた髪をどけて汗を拭ってやった。

ハァ、ハァ…
こんなに熱があって大丈夫かな。

「………ぁ、っ、ぃ……」
うん、熱いよな、可愛そうに!

葉瑠の手を握って額の汗を何度も拭ってやった…


暫くすると漸く薬が効いてきたんだろ、荒かった呼吸も落ち着いて葉瑠は静かに寝息を立て始めた!

「やっと落ち着いた」

こんなことになるんじゃ無理やり連れて来ればよかったよ。

やっぱり迷子になったんだって?
雨も降って1人で心細かったよな。

びしょ濡れで店に来たらしい…
危なっかしいから…ひとりにするなって…
さっき洋子さんに散々説教されたわ。

葉瑠?俺と別れた後…どこにいたんだ?

急に怒りだしたと思ったらひとりで帰るとか言い出すし…あの時は俺もついムキになって葉瑠をひとりにしちゃったけど……

心配したんだぞ!

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