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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第17章 募る不安

なぁ葉瑠……
手を掴んで引き寄せようとしたのに葉瑠は俺の手を振り払ってきた。

仕方ない「このままでいいから聞いて」

「葉瑠は俺と奈緒美さんが何かあるって思ってるんだろ?……だったら誤解だよ」

俺と奈緒美さんは何もないから!
「………//」

聞こえてるはずなのにピクリともしない。
なんか言ってくれ。

「デンワ……」え?なに
「……奈緒美さんと…いつも、電話で話してるんでしょ?それはなんで?」

え?…それは、その 兄貴の愚痴を聞いてただけで

なんでそれを?
別に隠してた訳じゃないけど、

そう言えば……
今朝、奈緒美さんとそんな話をしたかも……

「私が鈍感だから…上手く誤魔化せるって思ったんでしょ」
「違う、そんな事思うわけないだろ」


「お兄さん夫婦の喧嘩の原因って……もしかして、鏡也君なんじゃないの?」

なんでそうなるんだよ。
葉瑠は完全に誤解してる。

「葉瑠それは「いいよ?…私」
え、なにが?……なにがいいの。
思い詰めたような葉瑠の態度に不安になった。

「私……年が明けたら、実家に帰る」

はあ?なに言ってんだよ、
ここを出ていくってこと?

俺達、結婚するんだろ?ダメだよそんなの。

ガバッ……
まだ熱のある葉瑠を無理やり抱き起こした。
静かに寝かせてやらなきゃいけないけど、葉瑠の言葉を聞いて我慢出来なくなった。

両腕を掴んで眼を合わせようとするのに顔を逸らしてくる。
「葉瑠…」
「離して」イヤだ!

「葉瑠、頼むから聞いて」
「もういいよ」俺はよくない!
熱い身体を無理やり引き寄せ抱きしめた……

葉瑠が俺の話を聞いてくれるまで離さないから…

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