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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第18章 守るべき人
………///
考えも纏まらないまま…マンションへ帰って来た。

なにやってんだ俺は…
自分の家なのに葉瑠になんて言ってやったらいいの分かんなくて、玄関の前でウロウロ

取り敢えず謝ろうか?
でも他に具体的な考えがあるわけじゃないし。

はぁ~!
でもここにずっといるわけにも……

もしかして俺の帰りを待ってたら可哀想だな。
葉瑠の様子を見てやらなきゃ、まだ少し熱が有るって言ってたし。

よし行くぞ!

ガチャ……シーン…寝てるか?
やっぱ帰りなんて待ってね~か…

寝室を開けると…
ベッドで眠る葉瑠の姿が目に入った。

起こさないように…そっと近づき額に手を当てた。
うん、もう熱は無さそうだな。

いつもは葉瑠に……遅くなるから先に寝てろって言うけど、今日はそれが堪らなく寂しいよ。

どんな気持ちで俺の話を聞いてた?

俺と別れようなんて思わないよな?
実家に帰るって言ってたのは俺を脅かしただけだろ…

「勝手に出てったりしたら、許さないからな」
「……ンッ、……ぁ、鏡也君」あ!た、ただいま!

ごめん寝てたのに起こしちゃて。
心で呟いたつもりが思わず声に出てたよ!

「ごめんな遅くなって具合はどう?」
「うん……洋子さんが、来てくれたの」

うん、聞いたよ!

「葉瑠、あのさ「……お風呂!」へ?
「……入って来たら?」

「…そ、そうだな………うん、じゃ、入って来る」


バタン……はぁ~!
やっぱり怒ってるみたいだ。

にっこり笑ってはくれたけど、すぐ眼を逸らすし話も遮られた…

葉瑠の態度はあきらかにおかしかった。
それは体調が悪いってだけじゃないような気がする…

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