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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第18章 守るべき人
……///
漸く体調も戻ってバイトに復帰した。

「ごめんねヒロちゃん何日も」
お店忙しかったでしょ?

熱も下がって安心してたのに…翌日にはまた上がって…結局、風邪を拗らせ3日も休んじゃった……

「大丈夫だ!セルフにしたから」
ウフッ、そうなの?

さすがヒロちゃん。
忙しければお客さまだって使っちゃうんだから…

「鏡也とは…仲直りしたのか?」
「へ?…べつに…喧嘩したわけじゃないから」

私が勝手にイライラしてるだけ
鏡也君はそれも分かってないと思うよ…

何も言わないし……って言うか、毎日遅くて話してないから分かるわけないけど

「そうか!ま~あれだ、月曜日は旨い料理とワインでも飲んで言いたいこと全部言ってこい」
「…月曜日?それになんでワイン?……」

え、なに?
ヒロちゃんの動きが止まった。
私をジっと見て……なにか言いたそう。

「まさか……忘れてるわけじゃないよな?」

何かあったっけ?
……えっと……なになに、なんだっけ、
頭の中で必死に考える。

ワイン…でしょ…なによワインって!
赤、白?まるで連想ゲーム。
ワインと言えば……あ、分かった!

「フランス」ね、そうでしょ?
「は?」
あ、違った?…
ヒロちゃんの顔がひきつってる。

「……な~んて冗談」アハハ…えっと、ワイン…ワイン、
「あっディナーだ!ね?そうでしょ?」

「そうだけど」
アハハ、よかった危ないとこだった!……
イブの日にディナー券をもらったんだ。

すっかり忘れてた……けどどうしよう
鏡也君も覚えてないと思う…

それに…今の状態でクリスマスディナーに行っても、気まずくて笑えないよ。

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