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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第18章 守るべき人
………//
駅の改札でお兄さんを見送った!

もうすっかり吹っ切れたみたい。
お酒も入って機嫌良く帰って行った!

「はぁ~まったく、あんだけ大騒ぎしたのはなんだったんだろうな」
〝損したのは俺と葉瑠だけだ〟

そうだね。
無駄にケンカして……
でも、ほんとに良かった。

鏡也君…私達も帰ろ?
グイツ「あ、ちょっと鏡也君……なに?」

突然、鏡也君が私の腕を掴んで歩き出した……
どうしたの?

周りを気にしてキョロキョロしたり時々後ろを振り返ったり…
なに、後ろに何かあるの?

引き摺られながら振り向いてみたけど…
ん?……特に怪しい人もいないよ!

鏡也君が早足で歩くから私は小走りで付いていく。
「ねぇ、鏡也君何かあったの?……」

グイッ、キャッ
バタン……ちょっと、なに?あっ!

ギュッ!
鏡也君に凄い力で抱きしめられた。
「……はるぅ…」

うっ、苦しっ……トントン
「きょ、うや君、苦し」
「あ、ごめん」

一瞬何が起こったのか分からなかったけど…
キョロキョロ、
どうやら…トイレに連れ込まれたみたい。

「鏡也くん?」
「……ずっと葉瑠に触れたくてさ、でも全然出来なくて…俺のせいなんだけど」

ギュッ…「やっと今日兄貴に言いたいこと言えて、そしたら、もう我慢出来なくなった」
……今はこうしてるだけでいいから……って!

鏡也くん……
私だって…鏡也君に抱きしめてもらいたかったよ。

私も鏡也君にしがみついた……

「葉瑠?ごめんな…不安にさせて」
「………」ブンブン
もういいよ!
その言葉だけで……嬉しいから

「俺が葉瑠を守るからずっとそばにいてな」

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