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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第18章 守るべき人
「行ける?」
葉瑠は心配そうな顔してる。
24日か…正直、これ以上仕事を休むわけにはいかないけど…なんとかしないと。
文句言われそうだけど…また同僚にお願いだな。
「大丈夫だよ心配すんな」
「ほんとに?無理だったら「大丈夫」
「……うん、良かった嬉しい」
嬉しそうに俺に抱きつくる葉瑠が可愛すぎて堪んない…
顔中に小さなキスを繰り返す。
頬、鼻、顎や瞼にだって…
「ぅん…クスッ、お口にはしないの?」
「してほしいの?」
そしたら、うん、してほしいって
…チュッ。これでいい?
「ん~もうっ」
「クスッ、足りない?」
「…いじわる」
クス、葉瑠は口を尖らせてる!
いじける葉瑠が可愛いからつい見たくなる。
あっ!葉瑠?なにしてんの
俺の膝の上で腰を前後に動かして…
誘ってんの?
そんな事したら
大人しいムスコが起きちゃうじゃん…
それなのにもっと引き寄せようとすると俺の手を押さえるんだよ…
なんで?
人を誘っといてそれはないだろ。
キスしようとしたって顔を反らすし
さっきはキスしたいって言ったくせに……
「さっきのお返し」
んっ……あ~そうか。
でもそんなんされたら何がなんでもしたくなる。
隙をついて葉瑠の手を掴んだ。
身体を押さえ込んで、口に舌を捩じ込んだ!
「ンンン、クチュ…ハァ、強引…」クチャクチャ…
葉瑠が刺激するからだろ?
ベッド行こ。
早く葉瑠を抱きたくて寝室に行こうとした…
「ハァハァ…ねぇ、お風呂は?」
いいよあとで。
「入りたい、じゃ1人で入ってくる」
は?なんだよ「……わ、かった入るから」
はぁ~またおあずけかよ。