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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第18章 守るべき人
「葉瑠?」………はぃ。
な、に?あっ!
クルリと体勢を変えられて鏡也君が私の上に被さってきた…
「……もうおあずけは無しだから」ドキッ……
急に真面目な顔してそんな事言うから
心臓の鼓動が大きくなって、それと同時に私のナカから粘液の流れる感覚がした。
ドキドキして凄いの心臓が。
鏡也君に音が聞こえちゃうかも!
何とかそれを誤魔化そうと落ちかけたバスタオルを握りしめ胸を押さえた。
「ふぅ~」大きく深呼吸
「どした?」
ううん、なんでもない!
クスッ…
「葉瑠…緊張してるの?」
「…ぇ……」ブンブン、
そんな事、ないけど。
咄嗟に首を振ったけどほんとは凄く緊張してる。
だって……鏡也君があまりにも色っぽくてカッコ良いから…
さっきみたいにもっとふざけてくれたら笑って誤魔化せるのに……
「フッ、可愛い!」
ジーっと私を見て視線を逸らさないからなんだか凄く恥ずかしい。
そんなに見られたら顔が熱くなる。
「やだ見ないで」
手で鏡也君の眼を隠したのに
すぐに顔を逸らして私をジっと見つめてくる。
「なんで?可愛いからいいじゃん!よく見せて」
鏡也君は指で私の唇を撫ではじめる…
「んっ、ンンン……」クスッ……
口の僅かな隙間からゆっくりと指が入って
指で舌をつついて擽ったり……
そんなことしたら舐めちゃうから…
咥内で動き廻る指を軽く噛んで舐め返した!
クスッ……「なんかエッチだな」
そう言って私の口元をジッと見てるの。
暫くすると…今度は私の指を掴んで自分の口に咥える……
ん?あ、やだ!
私がやったように鏡也君は指を舐めはじめた……