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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース
……//
え、どういう事?
なんだか駅の様子が変わってる?

私が思ってた駅と違う。
やだどうしよ!

でも今更鏡也君には言えないし…
もうこうなったら行くしかない!

早く出てきたから、まだまだ時間には余裕はある。
よし行こ…

3番線ね…あっちかな、あ、違う…反対だ。

方向音痴の私にとって一番の難関は電車の乗り換えなわけで、それが初めての場所で大きな駅となると尚更…

確認しながら歩いていると、時々鏡也君からLINEが入る。
♪~
【もう向かってる?大丈夫か?】
【うん】

一言だけの返信だけど、いいや!
余計な事を書いたら心配するし…あれこれ書いてる時間はないの。
とにかく早く目的地に行かなきゃ!

迷ったら立ち止まって確認。
でもあんまりキョロキョロしてると…声を掛けてくる人がいるから困っちゃう。

(ねぇねぇさっきからなに探してるの?案内しよっか)
え?さっきからって……ずっと見られてたの?

(いえ、大丈夫です)

適当にあしらって歩き出すのに、横に張り付いて話し掛けてきたり
あ~もう話し掛けないでよ、通り過ぎちゃった。

そんな事をしてると…早めに出たのに時間がなくなっちゃう。

♪~♪ 
あ、鏡也君からだ!
【もう着いた?俺ももうすぐ出るから】
え~ヤバい早く行かなきゃ。

あ、あの電車かな?だよね……

乗らなきゃ……
はぁはぁ…

走ってなんとか間に合った。
プシュー

……はぁ~疲れた。
せっかくおしゃれして来たのに汗かいちゃったし。

だいぶ時間は掛かったけどなんとか駅に到着。
良かった~ひと安心、でも問題はここから……

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