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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース
………//
そんな訳でさ………
俺からのプレゼントじゃないんだけど
「うそ、ホントに?…いいのにそんなの」
プレゼントを前に気兼ねしてるようだけど
「せっかくだから貰っとこ?俺も中身は知らないから帰ったら開けてみよ」
「うん、そうだね」
俺からのクリスマスプレゼントは
ごめん、もうちょっと待ってな…
「クリスマスは嬉しいけど、終わればすぐにお正月だからバタバタしちゃうね」
「あ~ホントにな」
「来年はまた仕事探さなきゃ」
ん?…そうか洋子さんも退職するし葉瑠のバイトも終わるんだな。
また仕事探しが始まるわけ?
ムリに探さなくてもいいんだけどな…
また心配の種が増えるじゃん
春には仕事も落ち着くし
このまま専業主婦になればいいのに
「今年のお正月は別々だね」……へ?なんで…
年越しコンサートが終わったら真っ直ぐ帰るけど…
「前に言ったでしょ…お母さん達も帰って来るから実家に帰るって、忘れちゃった?」
あ~そう言えば……
でもそれってマジな話だったの?
あの時は奈緒美さんの事で葉瑠が怒ってたから
勢いで言ったんだと思ってたけど…
葉瑠が実家に帰るなら俺も行った方がいいよな?
そろそろ具体的に決めなきゃいけないし
年末からはムリだけど元旦の午後からなら行けるから…
「じゃ俺も行くよ」
「………そう?じゃあさ、ぁ……でも、鏡也君はコンサートもあるし、今年はお家でゆっくりしてていいよ」
でもさ、暫く連絡もしてなかったし顔くらい見せなきゃ
「ほらっ鏡也君は3日までしか休みないじゃない?私も3日には帰ってくるし……ね?」
それはそうだけど──
そんな訳でさ………
俺からのプレゼントじゃないんだけど
「うそ、ホントに?…いいのにそんなの」
プレゼントを前に気兼ねしてるようだけど
「せっかくだから貰っとこ?俺も中身は知らないから帰ったら開けてみよ」
「うん、そうだね」
俺からのクリスマスプレゼントは
ごめん、もうちょっと待ってな…
「クリスマスは嬉しいけど、終わればすぐにお正月だからバタバタしちゃうね」
「あ~ホントにな」
「来年はまた仕事探さなきゃ」
ん?…そうか洋子さんも退職するし葉瑠のバイトも終わるんだな。
また仕事探しが始まるわけ?
ムリに探さなくてもいいんだけどな…
また心配の種が増えるじゃん
春には仕事も落ち着くし
このまま専業主婦になればいいのに
「今年のお正月は別々だね」……へ?なんで…
年越しコンサートが終わったら真っ直ぐ帰るけど…
「前に言ったでしょ…お母さん達も帰って来るから実家に帰るって、忘れちゃった?」
あ~そう言えば……
でもそれってマジな話だったの?
あの時は奈緒美さんの事で葉瑠が怒ってたから
勢いで言ったんだと思ってたけど…
葉瑠が実家に帰るなら俺も行った方がいいよな?
そろそろ具体的に決めなきゃいけないし
年末からはムリだけど元旦の午後からなら行けるから…
「じゃ俺も行くよ」
「………そう?じゃあさ、ぁ……でも、鏡也君はコンサートもあるし、今年はお家でゆっくりしてていいよ」
でもさ、暫く連絡もしてなかったし顔くらい見せなきゃ
「ほらっ鏡也君は3日までしか休みないじゃない?私も3日には帰ってくるし……ね?」
それはそうだけど──