この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース
………//
そんな訳でさ………
俺からのプレゼントじゃないんだけど

「うそ、ホントに?…いいのにそんなの」

プレゼントを前に気兼ねしてるようだけど
「せっかくだから貰っとこ?俺も中身は知らないから帰ったら開けてみよ」

「うん、そうだね」

俺からのクリスマスプレゼントは
ごめん、もうちょっと待ってな…


「クリスマスは嬉しいけど、終わればすぐにお正月だからバタバタしちゃうね」
「あ~ホントにな」

「来年はまた仕事探さなきゃ」
ん?…そうか洋子さんも退職するし葉瑠のバイトも終わるんだな。

また仕事探しが始まるわけ?
ムリに探さなくてもいいんだけどな…
また心配の種が増えるじゃん

春には仕事も落ち着くし
このまま専業主婦になればいいのに

「今年のお正月は別々だね」……へ?なんで…

年越しコンサートが終わったら真っ直ぐ帰るけど…

「前に言ったでしょ…お母さん達も帰って来るから実家に帰るって、忘れちゃった?」

あ~そう言えば……
でもそれってマジな話だったの?

あの時は奈緒美さんの事で葉瑠が怒ってたから
勢いで言ったんだと思ってたけど…

葉瑠が実家に帰るなら俺も行った方がいいよな?
そろそろ具体的に決めなきゃいけないし

年末からはムリだけど元旦の午後からなら行けるから…
「じゃ俺も行くよ」
「………そう?じゃあさ、ぁ……でも、鏡也君はコンサートもあるし、今年はお家でゆっくりしてていいよ」

でもさ、暫く連絡もしてなかったし顔くらい見せなきゃ

「ほらっ鏡也君は3日までしか休みないじゃない?私も3日には帰ってくるし……ね?」

それはそうだけど──

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ