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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース

俺を心配して言ってくれてるんだろうけど

なんかおかしい!
ジッと見てると目を逸らしてワインを一気飲み…
葉瑠の喉が大きな音を立てた。ゴクッ

俺が行ったらマズいのか?

まるで来るなって言ってるみたいだけど
「なんかあんの?」

「そうじゃないけど……えっと、2日にお友達と会う約束があって…あ、英美ちゃんも一緒なんだけど…」

なんだ、そんな事?
地元の友達は大事にしなきゃ…
俺だってそこまで束縛はしないよ。
英美ちゃんも一緒なら安心だ。

「いいよ行っといで」
「いいの?ありがとう…3日には帰ってくるから」

葉瑠は安心したように目の前のメインディッシュを食べ始めた。
フッ……
実家に帰るのに俺がダメって言うわけないだろ?

そうか…じゃ俺はどうするかな?
家でのんびりするか…たまには1人もいいかも

親父さん達には日を改めて挨拶に行くとしよう。

「鏡也君食べないの?」
ん、あ~食べるよ!早く食べないとな。

予定より来るのが遅くなったせいで賑わっていた店内もお客は数組だけになってる……

俺達が最後かも。
あまり遅くなっても悪いな。
急ごう!


「はぁ~美味しかった」
「ホントうまかったな」

ディナーの最後に食べたケーキに、挽き立ての珈琲が絶妙に旨かった。

「食べ過ぎちゃった」
苦しいって葉瑠はお腹をさすってる。

「ん?あれ、妊娠してた?」
「え~やだ、そんなにお腹出てないから」

「うそうそ冗談。アハハ…ごめんごめん」
「もうひど~い」
バシッ……痛って!キャハハ


腹もいっぱいになったし
じゃ、そろそろ帰ろうか……

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