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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース
.:*:・'°☆
鏡也君に言いそびれちゃった。
お正月に同窓会があるって……
だってこんな事を言うから─
「のんびりしておいで、家族全員で過ごすなんて久しぶりなんだから」
あ、ありがとう
「でも、3日は早く帰ってきてな」
「うん、そうだね…朝イチで帰ってくるから」
「アハハ、いやそんなに早く無くてもいいよ」
あ~どうしよう!
でも、間違ってはないよね?
お友達との約束って言ったし、英美ちゃんも一緒って言ったから…
うん、そうだよ。
同窓会なんて言うといろいろ心配するだろうし─
ちょっと心苦しいけど…
みんなの懐かしい顔を見てお喋りするだけだから…
「……っる、葉瑠」……え?なに……
「今、聞いてた?俺の話し」
あ、ごめん、聞いて無かった、なに?
「寒いけどイルミネーション見て帰ろうかって言ったんだけど」
「え…ホントに?やった♪」
鏡也君とあそこを歩けるなんて…
最近はタクシーから眺めるだけだったから!
ハプニングもあったけど楽しみにしてたフランス料理も食べられたし良かった。
クリスマスにこんな贅沢させて貰ってヒロちゃんと洋子さんに感謝しなきゃ!
散々迷った道を鏡也君と歩いていると…
あれっ、もう駅が見えてくる。
「こんなに近かったの?すっごく遠かったけど」
そしたらね、鏡也君がこんな事を言うの…
お正月に実家に行くのに一人で帰れるか?…だって!
当たり前でしょ?
「実家を出て何年も帰ってないだろ?間違って名古屋に行くなよ」
それはそうだけど…
いくら私でもそれは分かってるよ!
私には名古屋のお家に行く方が難しいし…
鏡也君に言いそびれちゃった。
お正月に同窓会があるって……
だってこんな事を言うから─
「のんびりしておいで、家族全員で過ごすなんて久しぶりなんだから」
あ、ありがとう
「でも、3日は早く帰ってきてな」
「うん、そうだね…朝イチで帰ってくるから」
「アハハ、いやそんなに早く無くてもいいよ」
あ~どうしよう!
でも、間違ってはないよね?
お友達との約束って言ったし、英美ちゃんも一緒って言ったから…
うん、そうだよ。
同窓会なんて言うといろいろ心配するだろうし─
ちょっと心苦しいけど…
みんなの懐かしい顔を見てお喋りするだけだから…
「……っる、葉瑠」……え?なに……
「今、聞いてた?俺の話し」
あ、ごめん、聞いて無かった、なに?
「寒いけどイルミネーション見て帰ろうかって言ったんだけど」
「え…ホントに?やった♪」
鏡也君とあそこを歩けるなんて…
最近はタクシーから眺めるだけだったから!
ハプニングもあったけど楽しみにしてたフランス料理も食べられたし良かった。
クリスマスにこんな贅沢させて貰ってヒロちゃんと洋子さんに感謝しなきゃ!
散々迷った道を鏡也君と歩いていると…
あれっ、もう駅が見えてくる。
「こんなに近かったの?すっごく遠かったけど」
そしたらね、鏡也君がこんな事を言うの…
お正月に実家に行くのに一人で帰れるか?…だって!
当たり前でしょ?
「実家を出て何年も帰ってないだろ?間違って名古屋に行くなよ」
それはそうだけど…
いくら私でもそれは分かってるよ!
私には名古屋のお家に行く方が難しいし…