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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース
パチッ
「…ウフフ、いいね、クリスマスって感じ♪」

ちょっとキザな演出だけど葉瑠が喜んでくれたから良かった。

「もう1回乾杯しようか」うん
「「……かんぱい」」
ゴクッ、美味し

うん、旨いな。

「ほら葉瑠、ケーキ食べな?」うん

葉瑠……?返事はいいけど…
さっきから飲んでばかりで全然ケーキ食べないじゃん。

「ケーキ食べないの?」
「ううん、食べるよ」ゴクッ。
クスッ……ほら、やっぱり腹いっぱいなんだろ?

俺が笑ったからか?
葉瑠はフォークでケーキを掬い取った。
おっ、食べるか?

ほら食べろ。

すると、あ、ズルくね?
俺の口元にフォークを持ってくる。

「鏡也君食べて…」ニコッ

まったく!……腹いっぱいな癖に
食べれないって言えばいいのになんで言わないかな~
強情なんだから

しょうがない、パク
「ウフッ、美味しい?」
旨いよ!葉瑠も一口くらい食べたらいいのに?

「はい、鏡也君、あ~んして…」
葉瑠は次々にケーキを俺の口元に運んでくる。

あ、また… ん、パク……

「まだ食べれるでしょ?……」ブンブン

「はい、もうちょっとね」
「………ンン、パクッ」

パッ!……カチャン「あぁ~鏡也くっん」
もういらね。
フォークを取り上げて逃げないように押さえ込んだ。

「こらっ!葉瑠も食べろ」

甘いものは別腹なんだろ?
俺が食べさせてやるから…ほら、…口開いて!

ケーキを掬って今度は葉瑠の目の前にフォークを出すとしぶしぶ口を開ける。

半ば諦め顔。
パク……そう、いい子だ。

「旨いだろ」コクコク
じゃもう一口な……

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