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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース

「クスッ…ほら口開いて」ん~プゥ、
ケーキを入れてやろうとするんだけど、開いた口が小さすぎて半分も入らない。

もっと大きく開けなきゃ!それじゃ入んね~よ。
ほら、こぼれちゃうだろ……

ヤベッ、こぼれる…ボトッ
口から溢れたケーキが葉瑠の胸元に落ちた。

ほら、落ちたじゃんか~
ケーキを拾って自分の口に放り込んだ。

葉瑠が食べたくて予約したんだから責任持ってくれなきゃ!

ククッ…あ~あ!葉瑠……その顔!
でっかく口を開けないから
口の回りがクリームだらけで子供みたいだぞ。

可愛いから食べちゃう!
ペロッ…ペロペロ……うん、旨い!

「ンン、んん…っ、ぁ、やだっ」
のけ反る葉瑠を追い掛けながらクリームを舐め取った。
葉瑠は固く眼を閉じて固まってる…

なんで逃げるの?
「クスッ…取ってやるから」

「まだ食べれるよな?食べさせてやるからな」
ブンブン
クスッ……もういらないの?
勢いよく首を振ってる。

「ごめんなさい…もうムリ、お腹いっぱいなの」
クスッ、やっぱり?……だと思った……

顔の横に肘を付いて葉瑠の顔を眺めた。

まだ残ってた!
顎のクリームを丁寧に指で拭って柔らかな唇に静かに口づけた。

チュッ……クスッ、可愛い!

もう1度キスをしようと近付いたのに…
「あ、ねぇ鏡也君、お兄さん達からのプレゼントは?」

あ~鞄に入れたままだけど…

「見たいなぁ~♪」
え~今?… 
こんなにいい雰囲気なのに今じゃなくても…

「あとでいいじゃん」
「今がいい……」

はぁ~!……んだよ。
「見たい見たい」

はいはい分かったよ。

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