この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第20章 迷子のサンタクロース

「違うの……そうじゃなくて」

じゃ、なに?
どうしたんだよ?

さっき手違いで今日は渡せないって言ってたけど…
「はる、何かあった?手違いってなに?」

「……え?ぅん、あの~実は…私のプレゼント…」

なんだか凄く言いにくそうだけど…
「無くしたとか?……んなわけないか」

「………//」
…え、もしかしてそうなの?

「……コクン、あ、うん…ごめん」
俺、冗談のつもりで言ったんだけど
マジで無くしたの?

「どこで?」

「……ぇ…駅で…」それっていつの話?

葉瑠はずっと下を向いて顔を上げないし、俺の言い方が悪かった?……別に怒ってるんじゃないんだけど。

「葉瑠?……ちゃんと話して、いつ無くしたの?」

「きょ、ぅ」
今日って?
え、もしかしてディナーに行く時って事?

「駅でトイレに行って、そのまま忘れちゃって……気がついて戻ったんだけど…もう、無くて、ごめんね」

「駅で聞いてみた?」
「……聞いて、ない」

え?……はぁ~何やってんだよ…
なんですぐ行動しないかな?
「落し物として届いてるかもしれないだろ?」

「……そっか、あ、でも安物だからもう、いいよ」
「なんで、もういいんだよ…せっかく買ったのに」
「……///」

あ、ごめん…ちょっといい過ぎた。
葉瑠は今にも泣きそうだ!

「あ、でも大丈夫だよ、きっと親切な人が届けてくれるから」
明日にでも聞いてみた方がいいよ!

「う、うん、そうだね」
「もしさ、プレゼントが出て来なくても他に買わなくていいからな」

余計な金使うことないんだから。
気持ちだけで充分だよ…

「いい?分かった?」う、うん、

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ