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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第21章 人の気も知らないで!

控えようって今喋ってたのに
仕方ない…
みんなせっかく集まってくれたんだから少しくらいお付き合いしなくちゃね。

「ヒロちゃんも行こ?」
「つまみ作ったら行くから…先に行ってな」
うん、分かった。

グラスを持ってボックス席に移動すると…。

あれ、鏡也君は?
さっきまでここにいたよね…

「奥で電話してるぞ」

なんだそっか。
席に座ると、みんなが一斉に話し掛けてくる。
「「なぁ葉瑠ちゃん」」え、なになに!

「葉瑠ちゃん鏡也を捨てて実家に帰るんだって?」

やだ、誰が言ったの…捨ててじゃないよ!
ただの里帰りだってば。

「葉瑠ちゃん気を付けろ、さっき山ちゃんが鏡也にエッチな店に行こうって誘ってたぞ」
「バカ、そうじゃね~よ」

え、なにそれ。

……///
(鏡也、明日から葉瑠ちゃん居ないんだって?ひとりじゃ寂しいだろ、ちょっと俺に付き合ってくんね~かな)

(どこへ?)

みんなに聞かれないように小声でヒソヒソ。
(たまには羽根を延ばしてだな…綺麗な女の子がいる店で遊ぼうぜ…鏡也…分かるだろ?)

(は?行くわけね~だろ、疲れてそんな元気ね~わ)

(じゃ、付いてきてくれるだけでもいいから……な?頼むよ)…だって!

……//
ジロ……ちょっと、山本さんどういう事?

「え?…あ、違うんだよ、それは……俺1人じゃ相手にしてもらえないから……」
〝鏡也が一緒なら女の子もたくさん寄ってきてくれるかな~と思って〟

「軽い冗談です…アハハ」

もう!行きたかったらひとりで行ってよ。
鏡也君はダメだから!

「はい、ごめんなさい」

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