この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第21章 人の気も知らないで!

「葉瑠ちゃんごめん、バカにしたつもりじゃ…」
ブンブン、ううん…いいの

「用事、思い出したから帰る」
「「「え?」」」

みんなと、楽しく飲む気分じゃなくなった。
もう帰ろう!

「あれ、葉瑠ちゃん、どした?」
ブンブン─
「帰る」

バタン──

***
俺が電話を終えて戻ると、ん?
なんだかさっきまでの雰囲気と違ってる。

誰かが喧嘩でもしたか?
「どした?……」
「あ、鏡也、あの…葉瑠ちゃんが」

葉瑠?え、
店の中に葉瑠の姿が見えなくて

「悪い、さっきプレゼントの話を……」はあ?

………//
みんなで飲んでた時…

(クリスマスは何をプレゼントした?)
参考にさせてもらおうと俺がみんなに聞いたから

(○○のバッグ)え~、高っ!
(去年○○の腕時計貰っちゃったからさ)

マジか、じゃ真司お前は?
(俺はコートを買わされたよ…正月に着るんだって)

(なんだ鏡也…まだ葉瑠ちゃんにあげてね~のか?)
あ~忙しくて…これから

(じゃ鏡也が貰ったのに見合ったのでいいじゃん)
それがさ……
(駅のトイレに置き忘れたらしくて……あ、でもショックで落ち込んでたから黙って…)♪:*:♪

ん?電話だ!ピ(もしもし)

黙ってろって!みんなに言おうとしたけど…
俺が電話に出たから…話がそのままになった。

「ごめん、軽い冗談のつもりで…まさか泣くとは」

…葉瑠が、泣いた?

「鏡也早く追い掛けてくれ」あ、あ~!

バタン……

急いで外に出たけど葉瑠の姿は見えなくて…

こんな遅い時間だし家に向かったんだよな…
他に行くところもないもんな!

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ