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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第21章 人の気も知らないで!
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1時間もすれば帰って来るだろうと思ったけど…
なんだよ、いつ帰ってくんだよ。
もう夜中だぞ!

あれから電話も来ないし、いくら洋子さんと一緒でもこれだけ遅いと心配になる。

電話してみようか?
あ、でも、焦って動くとろくな事はないし
また洋子さんに怒られそうだ!

もうちょっとだけ待ってみようかな!

何度も時計を眺めて部屋中をうろうろ
イライラしながら葉瑠の帰りを待っていた。

ピンポ~ン
お、帰って来た!

ガチャン
「お帰り葉瑠……?え、どうしたの洋子さん」

「ほらっ着いたわよ、もうしっかりしなさい」
帰って来たのはいいけど…
酔ってフラフラの葉瑠を洋子さんが抱えてる。

「洋子しゃん…ありがと、泊まってってよ」
「やぁ~よ!また今度ね」

「鏡也君、なにボーッとしてんの…ほら、重いんだから早く何とかしてよ」
あ、あ~ごめん。

洋子さんから葉瑠を受け取って抱き寄せた。

「じゃ帰るわね」
身軽になった洋子さんはすぐに帰ろうとする…
「あ、洋子さんちょっと待ってて」

まずは葉瑠をソファーに寝かせてすぐに玄関まで戻った。

葉瑠の様子を聞いとかなきゃ。
「洋子さん悪かったね、ありがとう……あのさ」
「まったく詰めが甘いのよ、世話が焼けるわね~よく2人で話しなさいよ」

あ、はい…ごもっともです…

「俺がさ…深く考えないで…」
「大丈夫よ!タイミングが悪かっただけでしょ?」

詳しく話そうとすると面倒くさそうに遮られた。

え、いや、ま~そうなんだけど、そんな簡単に…
ホントに大丈夫?

「葉瑠は何て言ってた?泣いたって聞いたけど」

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