この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第21章 人の気も知らないで!

ベッドに運んで布団だけは被せた。
「あっつぃ…ってば」
あ~もう、好きにしろ!

また風邪引いて熱出たって知らないからな。

葉瑠は布団を蹴飛ばして下着のまま寝息を立て始めた。まったくいい気なもんだな…
人の気も知らないで。

ベッドの端に座って大きく息を吐いた。
まったく世話が焼けるよ。

なんだか最近うまくいかね~な。
気持ちがすれ違ってね~か?

あ~ダメだ疲れた……
ベッドに寝転んで大きく息を吐くと途端に睡魔が襲ってくる。


クシュン、クシュン
ぅ~、ん?……ハッ、あっ!

葉瑠が背中にくっついてきて目が覚めた。
ヤベッ、寝てた。

あ、そうだった。
暑いって葉瑠が布団を剥ぐからそのままにしてたんだ。寝入ってから掛けようと思ってたのに俺の方が寝落ちした…

慌てて布団を掛けて抱き寄せると腕を廻して抱きついてきた!

〝冷たっ!〟身体はすっかり冷えて足なんて氷みたいに冷たかった…

「さむ、ぃ…」ギュッ
うん…ごめん寒かったな。
服だけ脱がして下着だけ…そりゃ寒いわ!

さっきはイライラしてムカついたけど
寝惚けてもこうやって抱きついてくるんだから…やっぱ可愛いわ!

いつもみたいに葉瑠と抱き合って漸く安心して眠りについた。

………
ピピピピ……ぅ~ん、ピピピピ、
あ~わかってるよ、起きるから……ピ!
もう時間か~。

アラームを止め隣を見ると…
葉瑠は俺にくっ付いたまま眠っていた。

きっとアラームの音も耳に入っていないんだろ、爆睡だ。

いつもならそのまま寝かせとくんだけど…
このまま実家に帰られたら、寂しいじゃん

起きてくれないかな?

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ