この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第21章 人の気も知らないで!
シャーシャー
無理やり起こすのは可哀想だから、自然と眼が覚めるように勢いよくカーテンを開けたり、わざと足音を立てた。

葉瑠、起きて…仕事行っちゃうぞ!
「………スースー」
ダメだ…起きね~な!

仕方ない可哀想だけど
「葉瑠…俺、行くけど、葉瑠…」
「……ぅん」パチ、お?起きた。

寝ぼけてる?
虚ろな眼で放心状態!お~い大丈夫か~。

「仕事行くよ」…?…コクン
分かってんのかな。

怒ってはなさそうどけど…
「今日帰るんだろ?…大丈夫か、気持ち悪くない?」
コクン。
ボーッとしてるけど頷くから大丈夫かな!

もうそろそろ家を出る時間なんだけど…
顔色を伺いながら手を延ばしてみた……

どういう反応をみせるか不安だったけど
葉瑠は手を延ばし抱きついて来てくれた……

ギュッ。あ~良かった。
「葉瑠…昨日の事、ごめんな、怒ってる?」

ブンブン
俯いたままだけど首を振ってくれる…
ホントに?

「みんなに、嫌な思いさせちゃった」

いや、葉瑠のせいじゃないよ…
俺が余計な事喋ったから…
「みんなの事は大丈夫だから、な?」
葉瑠に謝っといてくれってみんなが言ってたぞ!

「今日気をつけて行けよ、お母さんとお父さんに近いうちに行くからって言ってな」コクン。

ほんのちょっとだけど笑顔を見せてくれたから良かった!

ホントはもっと話したいけど今は時間もない
ずっとこうしていたいけど…ごめんもう行かなきゃ
「葉瑠、後で電話するから」
コクン…

葉瑠を見ると切なそうに俺を見るから…軽く唇を重ねてすぐに離れた。

「行くよ」コクン!

後ろ髪を引かれる想いだけど仕方ない。
じゃあな!

/739ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ