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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第22章 素敵な贈り物

「実は干してないのよ…布団」
あ~そっか!
元々鏡也君は来る予定じゃ無かったから。
「鏡也くん、ベッドで寝ててい~よ」
うん、分かった。
早く片付けて私も寝よ。
今日は濃い1日だったから疲れちゃった。
ふぅ~!
「葉瑠なぁにため息ついて」へ?
そうだった?ごめん無意識だった。
「ねぇ葉瑠…調子悪いの?」
「あ、うん、食べ過ぎ飲み過ぎでちょっとね」
「やぁね、無理して食べなきゃいいのよ。帰って来た時も二日酔いって言ってたし…大丈夫なの?」
食べなきゃいいって…それってひどくない?
お母さんのせいでもあるんだけど?
毎回作る量が多すぎなんだよ…せっかく私達の為に作ってくれてるのに残したら悪いって思うから無理して食べたのに……
それでお父さんの晩酌にも付き合って…
それは胃だってもたれるよ…
そしたらね、お母さんはお母さんで…
葉瑠とカズがよく食べるからたくさん作ったのよって!
クスッ……じゃ、お互い様だね。
……//
よしもういいかな!
「ありがと…休んでちょうだい」
「うん、じゃ寝よ…おやすみお母さん」
はぁほんと疲れちゃった。
クリスマスから不摂生のし過ぎだね。
体重がきっと凄いことになってるな。
ずっとお腹がいっぱいでムカムカする。
明日からダイエットしなきゃ!
ウェディングドレス着れなくなったら困るもんね。
鏡也君はもう寝たかな?
ガチャ。
クスッ……あっ寝てる。
起こさないように…そおっと隣に潜り込んだ。
「ん…終わったの?」
へ、なんだ起きてたの?
「寝落ちする寸前だった」
そうなの?ごめんね。

