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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第23章 あ~ぁ拗ねちゃった♪

「で、それ聞いて嬉しかったわけ?」
「う~ん……ちょっとね、もしかしたら付き合ってたかもしれないよね、ウフフ」

聞けば腹が立つくせに聞かなきゃいられない。

「じゃ、今度2人で会おうとか言われたら?」
「言うわけないでしょ?」
だから…もしもの話だよ。

「鏡也君がいるのに2人だけで会うわけないでしょ?」
「ふ~ん」

「鏡也君…子供みたい」
チッ、どうせ俺は子供ですよ!

クスッ……
「昔の話だよ?今は、鏡也君が1番だからね」

なにが1番なわけ?
ちゃんと言ってくれなきゃ分かんないんだけど…

「ウフフ、鏡也君が1番大~好き」
「へぇ~」

葉瑠にそこまで言わせて漸く安心するって
何やってんだ俺は。

「ねぇ~やっぱりヤキモチ妬いたんじゃないの?」
「んなわけないだろ?……」フフッ、

〝そうだよね~♪〟
くそ、完全に遊ばれてるじゃん俺!
なんで俺ってこんなに葉瑠に弱いんだろ。

とにかく…葉瑠が鈍感でアイツが間抜けのヘッポコで……良かったよ!


──
無事に初詣も済ませた。お守り買っておみくじ引いて─もういいか?帰るぞ。

「うん、あ、山田くぅ~んバイバ~イ♪」
「………」
葉瑠、もういいんじゃね?
なにも帰り際まで手を振らなくても─

いつまで手を振ってんだよ、
さ、帰るぞ!
葉瑠が何度も振り返るから、その手を掴んで歩き出した。

「葉瑠?いい加減にしなさい」
「ウフフ…」
絶対わざとやってるよな?

葉瑠は繋いでた手を離して俺の腕に抱きついてきた。
「こら、歩きにくいっつぅ~の」
「だってくっ付きたいんだもん、いいでしょ?」

はぁ~!弱いな俺って…

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