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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第23章 あ~ぁ拗ねちゃった♪
.:*:・'°☆
「鏡也君、お待たせ、ぁ、」
「……」
あらら、やっぱり拗ねちゃった?

マンションに帰って、いつものよう一緒にお風呂に入ろうとしたの。
でも、ちょうど英美ちゃんから電話が来ちゃって…

同窓会の2次会の話とか~初詣で山田くんに会ったとか…つい長電話。

(葉瑠まだ?)
(先に入ってて、すぐ行くから)
英美ちゃんと話が盛り上がって、私がお風呂に行った時にはもう鏡也君は出るところで─

急いで出てきたんだけど。
鏡也君はテレビを見ながらビールを飲んでて全然私の事を見ないの。

ひとりにしたから拗ねちゃった?
でも、こんな時の対処法は分かってるから大丈夫。

ソファーで寛ぐ鏡也君の膝に跨がって抱きついた。
「俺テレビ見てるんだけど」
「……クスッ…」

わかった。じゃぁ─
向きを変えて膝の間に入って凭れてみた…

それから、ビールを奪って鏡也君の手をお腹の前で組ませる。
「これならテレビ見えるでしょ?」ニコ

鏡也君は前を向いたまま
横目で私をチラ見するだけ─

フフッ─
こうするといつもなら…ギュッと抱きしめてキスしたり、手が動き出すんだけど…

今日は格好がつかなくてきっと我慢してるんだ!

昨日はダメだって言うのに強引に迫ってきたくせに

クスッ……よし、じゃぁ今日は─

〝んっ〟チュッ、
振り向いて触れるだけのキス!

それにはさすがの鏡也君もテレビから眼を外して私をじっと見てくる。

「ダメだった?」

「……べつに」フフッ、素っ気ない返事。

べつにってどういう意味?
キスしてもいいの?

〝したきゃすればいいじゃん?〟だって!

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