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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第24章 小さな約束
何度も顔を見て起きてないのを確認する。
ちょっとだけ─
ピンクの突起を軽く舐めると葉瑠が小さな吐息を洩らした─
ビクッ─「ぅ…ぅっ」
クチュ、チュッ…ここまでして起きないって大丈夫か?
葉瑠がこんなだから俺が我慢出来なくなっちゃうんだよ。
乳房に吸い付いて硬くなった乳首を交互に口に含んで転がしていた。
「……ぅ、ん……な、に?」
ヤベッ起きた!
ドサッ…
すぐに離れて何事もなかったように声を掛けた。
「…あっ、葉瑠、おはよ…もう起きなきゃ」
「う~ん、分かっ、てる─待って」
気付いてないの?
おいおい鈍感過ぎだろ……
ま~それならそれでいいけど。
「葉瑠?寝相悪すぎシャツが捲れてるよ」
「え、あ、ほんとだ」
部屋着を元に戻してやって…優しいな俺って!
「飯、作ったから食べな!」
「そうなの?ごめんね、なんか怠くて」
どした…風邪でもひいたかな?
葉瑠のおでこに手を当てようとしたのに
「違うから─誰のせいだと思ってるの」
え、あ~夕べの事か。
うん、ごめん!
次の日が休みだと、せっかくゆっくり出来るのに寝るのって勿体無いじゃん。
「その代わりに飯作っといたから食べよ」
葉瑠はきっと起きれないと思ったからさ。
旨いか?…
「おいしいよ─でも、ふぅ~もうお腹一杯」
え、もう?
あ~もしかしてダイエット?
正月は食べ過ぎでヤバいって言ってたし─
「ダイエットか?」
「……え、あ、アハハ、バレちゃった?」
やっぱそうか。わかるっつぅ~の!
「全部食べろよ」
「え~今日ドレスを着るからムリ」
なんだよ、せっかく作ったのに……