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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。

軽く手を叩かれたけど、すぐに話に夢中になる!
その後もイタズラすると手は押さえるけど普通の会話─
怒らないの?──へ~いいんだ?ニヤッ

押さえられた手を払いのけて乳房を掬いあげると艶かしい声を洩らした──

「それでね……アン、ンンン……!?」

〝シー。ダメだろ声出したら〟

ジロ……ブンブン、〝ダメ〟
振り返って睨まれたけど、気にしない!…

電話が終わらないからだろ?
〝葉瑠、洋子さんが変に思うぞ〟

ムニムニ─「……う、ん─」

葉瑠の胸を優しく揉みながら髪を横に流して鼻を近づける。

スーハー、─あ~。
風呂上がりのソープの匂いは俺の鼻をいつも刺激して堪らなくなるんだよ!

葉瑠の胸を弄りながら首筋に唇を押し付ける。
そこで漸く俺の肩を叩いてきた。

トントン──ん?
〝鏡也君…ダメだって〟ブンブン
〝じゃもう切れよ〟

〝もうちょっとだから─〟

あっそ。じゃいいよ話してて。
俺は勝手に遊んでるから……


柔らかいこの感触が気持ち良くてやめられない。

指先で先端を擦ると葉瑠は携帯を耳に当てたまま喋れなくなった。

〝葉瑠、ちゃんと返事しなきゃ…〟バレるぞ!

「あっ、うん、ごめん、そう、だね」

身体を捻って俺から離れようとする。
〝ダメだって、鏡也君…ぅん、ンンン、〟

ダメって言うけど、すぐ感じて大人しくなるのは誰だよ?

〝はるぅ、チュッ〟
「あの~っ洋子さん、ちょっとだけ、待ってね」

葉瑠は洋子さんを待たせ、携帯を手で押さえ振り返った。
「鏡也君…もうちょっと待ってて、ね?」

「待てない……ほらっ洋子さんと話さなきゃ」

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