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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第24章 小さな約束

「そっ?良かった、あ~後ね」
え、まだ何かあるの?

「いろいろ制限があって…」
人数は15名まで…衣装は持ち込みで食事もなし。

あ~そうなんだ、身内だけだからいいんじゃない
ね?鏡也君!

あれ、鏡也君…どうしたの?

「洋子さん、で、俺は何を協力すればいいの?」
ん……協力って?

「ウフッ─結婚式の写真をね…撮らせて欲しいだけ」

写真?─って
洋子さん、まさか私と同じように─

「洋子さん、あの」シッ─ブンブン〝黙ってなさい〟
口を挟もうとしたら睨まれた。


「そこのチャペルは佐伯さんのお友達が経営してるのよ」

佐伯さんって誰だっけ?─
あっ!洋子さんの元会社の編集長さんだ。

そっか洋子さん年末までブライダル特集の仕事してたから、きっと口利きしてくれたんだね!

でも、写真を撮るって事は─

「実はね…ブライダル特集の記事に結婚式の写真も使いたいんだって」

あ~やっぱり!
交換条件だったんだ。

「佐伯さんに相談したらモデルになってくれるなら何とかしてくれるって言うから─お願いしちゃったの」

「雑誌にちょこっと載るだけだからいいわよね」

ちょこっとっじゃないでしょ……
「あの、洋子さん」コホン……ブンブン〝静かに〟

「嫌なら断るけど?どうする?」
〝佐伯さんが頼んでやっと取れたのよ〟

そんな言い方されたら…

「でも他にないんだよね…」
「そうね、なんせ急だから」

「俺はいいけど─どうする?葉瑠」

え?……ちょっと、なんで私に……
ダメなんて言えないよ
だって、もう私は撮っちゃったんだから

「私も…いいよ」
「じゃ決まりね」

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