この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第24章 小さな約束
「次はたくさん食べるからまた作っ「もう作らないけどね」
え~!私が何て言うかわかっちゃったの~?
先に作らない宣言されちゃった。
「今度から早起きして作ってくれるんだろ?」
あ~そっか、そうだった。
あっ、じゃさ…
「…毎日早く寝なきゃね」─だな!
「じゃエッチ出来ないね」ニコッ
「…ぇ…なんで」
だって帰ってくるの遅いし
早起きしなきゃいけないから……
ね、そうでしょ?
さて、鏡也君は何て言うかな!ウフフ
ムリって言うに決まってるけど……
「わかった、じゃそうしよう」え?
うそ、いいの?
私が言った意味が通じてないのかな?
もしかして熱がある?
おでこに手をあててみた
「失礼だな」
だって、可笑しいでしょ鏡也君がそんな事言うの。
どうしたの?
「じゃ今度から朝にしよ」は?
「葉瑠が早く起きれるなら俺は朝でもいいよ…あ、その方が俺はすげ~元気が出て仕事が捗るかもな?…ウンウン」
「………//」
「アハハハ、葉瑠……なんちゅ~顔してんの?」
え、やだなによ!
変なこと言うから何て返事したらいいか分からなかっただけ。
「………もうっ、このエロ魔人」
なに考えてんの。
アハハハ──
私の驚いた顔がツボに嵌まったらしくて
鏡也君はお腹を抱えて笑ってる。
いつまで笑ってるの─先に行っちゃうから。
「葉瑠、アハハ、待って」べーだ!
待たないから!
歩き出す私の後を鏡也君が追い掛けてくる。
「ごめんごめん。変な顔だったわけじゃないよ、可愛かっただけ、ハハハ」
可愛かったら笑わないでしょ普通。
ガシッ…あ、ちょっとどこ行くの?