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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第24章 小さな約束

私の腕を掴んで辺りをキョロキョロ─
どこかの居酒屋さんの細い通路を入ってく。

なんでこんなとこに─ここはお店の裏口でしょ?
勝手に入ったら怒られちゃうよ!

ギュッ─「あっ!」
突然抱き寄せられて目の前が真っ暗
顔を上げると目の前に鏡也君の顔がある。

「葉瑠?・・・」な、なに?

「葉瑠はホントに可愛いよ」
「……//」

「俺ら結婚するんだから意地悪言わないでさっきの撤回して!じゃなきゃ離さない」

それを言うためにここに来たの?

クスッ……もう、鏡也君にはいつも驚かされる。
あんなの冗談に決まってるでしょ
そんなに心配したの?

「撤回する?」
「……う~ん、どうしよ」フフッ、ちょっとイジワル

「撤回しないなら、毎日5時、いや4時に起きて貰うから…」
〝ま~起きなくても俺が無理やり起こすけどね〟

「え~やだよ~」
なんでエッチする為に4時起きしなきゃいけないの…しかも毎日って!

「じゃ撤回して」フフッ、もう。
「・・・しないな─じゃ明日4時に─」

あ~わかったわかった。
「撤回します」

「クスッ……そ?良かった」

まったく、鏡也君は…フフッ、クククッ…
可愛いっていうか、面白くて笑えてきた。

「俺、大真面目なんだけど」

そうなの?クククッ、ププッ…キャハハハ

「そんな笑う?」
「だって─」

ガタン……「やべっ誰か来る。逃げるぞ」

え!……え?
手を引かれて慌ててそこから逃げ出した。

ハァハァ、ハァハァ─あ~疲れた。
「危なかったな」
フフッ、やだ、何の話で盛り上がってんの私達

なんでこんな話になったんだっけ?

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