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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第24章 小さな約束
──//
マンションのエレベーターに乗ると急に頭がクラクラして気分が悪くなってきた。

さっき走ったからかな?
ヒロちゃんのご飯をお腹いっぱい食べて…お酒も少し飲んでるし。

鏡也君の腕にしがみついて肩に凭れた。

最初は私が甘えてるんだと思ったのかも…
俯むく私の顎を上げてキスしようとしたみたい
でも私が眼を閉じたまま動かないから…

「ん、葉瑠?どした……」

「……酔ったみたい」え?

「気持ち悪いの?」
「ちょっとだけ…」
鏡也君は私の肩を抱いて支えてくれる。

「もう着くからな」うん。

バタン─

ドサッ…部屋に入ってそのままソファに倒れ込んだ!

少し休めばすぐ良くなるから─
ふぅ~どうしちゃったんだろ、私

鏡也君は私の傍で手を握ってくれている。
きっと心配そうに私を見てるんじゃないかな?

「俺が走らせたからだな…ごめん」
「大丈夫だよ、ちょっと休めばすぐ治るから」

握っていた鏡也君の手が離れると……

フワッ─身体に毛布が掛けられた…

「少し寝な」コクン
ごめんね……ありがとう!


──
眼を瞑っている間に眠っていたみたい!
身体がふわっと浮いたような気がして眼が覚めた。

「鏡也君?」
「あ、ごめん起きちゃった?」

私が起きそうにないから寝室に連れて来てくれたみたい。

「まだ気持ち悪い?」
「ん、ううん、もう大丈夫」
私の言葉に安心したんだね、鏡也君がニッコリ笑ってくれた。

時計を見ると、え?・・2時間も経ってる。

やだ、そんなに寝てたの?
もしかして、ずっと傍にいてくれたの?

「俺も葉瑠の横で寝ちゃったんだよ」
うそだ!

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