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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第25章 幸せの予感
ジャャャャャャ─
何の話してたんだか分かんなくなっちゃった。
そのうち思い出すでしょ?って事で…
先にお風呂に入る事にした!

「流すよ」は~い。

バシャバシャ
「よし、いいよ…交代」ありがと!

身体を流してもらって先に湯船に浸かっていた。
浴槽のふちに肘を付いて鏡也君が洗うところを何となく眺めていた。

ザバァァァン………
「で、思い出したの?」へ、なにを?

「お母さんと電話したんだろ?」

そうだ…えっと、えっと!

あ、思い出した。

「──寂しそうだから、来ればって言ったの」
いいよね?

ジャャャャャャー
「いいよ、どのくらい居るって?」

さぁ~!それは聞いてないけど
2、3日くらいじゃない?
仕事もあるし

バシャバシャバシャ
鏡也君も洗い終わって私を抱えるように入ってきた。

「じゃ、その間は風呂も一緒に入れないな」チュッ

うなじにキスしてすぐに手が胸に延びてくる。
「こんな事も出来ないし…」ンッフッ、

そう言っても我慢出来ずに襲ってくるくせに─

「葉瑠だってすぐその気になるじゃん」
それは鏡也君がいつも強引だから─付き合ってあげてるだけ…

「じゃ私はお母さんと一緒の部屋で寝よっかな?」
「それはダメ」クスッ─

「葉瑠…今日は、大丈夫そう?」
鏡也君が耳元で甘い囁き。

ここ数日、食べ過ぎで胃はもたれるし身体もダルくて調子悪かったから……寂しかったかな?

さっきから鏡也君のが私の腰をつついてる。

「う~ん、たぶん」〝良かった〟
「あっ、キャハッ」
耳をパクっと食べられて尖った舌で外耳を擽られた。

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