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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第25章 幸せの予感
***
「鏡也~疲れたな?ちょっと休もうぜ」
そうだな。

夜の8時を回ったところで同僚から声を掛けられた。

目頭を押さえ凝り固まった首を回した。
ふぅ~さすがに休みなしで2週間はキツいな!
でも仕方ない、結婚式に2日間の休みを取ったから…

「鏡也~式まであと3日だな…愛しの葉瑠ちゃんとの結婚はやっぱ嬉しいか?」
なんだよ急に─

「おい、どうなんだよ」
「そりゃ嬉しいに決まってるだろ?」

「フッ、アホらし…もう止めた!頑張って残業する気が無くなったわ、おい飲みに行くぞ」

お、珍しい!奢ってくれんのか?
素直におめでとうって言えないもんかね.
仕方ない付き合ってやってもいいけど…

「鏡也の奢りな?」は?なんで俺が
「祝ってくれるんじゃね~の?」

「冗談だろ?このクソ忙しい時期に式挙げるって」

「迷惑掛けるんで奢りますって言うのが筋ってもんだろうが?」
だからこうやって毎日遅くまで仕事してるだろ?
はぁ~まったく─

チッ。
「アハハ冗談だよ、仕方ね~今日は奢ってやるよ」

マジで?……
ま~気晴らしでもしないと続かないからな!
明日と明後日を頑張れば何とかなるだろ?

じゃ行くとするか。
コイツの気分が変わらないうちに

その前に、葉瑠に電話しなきゃ!

プププトゥルルルル──
ピッ「鏡也君もう帰ってくるの?♪」おっ!
クスッ……いきなり?

通話になった途端に喋りだすから可笑しくなった。


「ごめん!そうじゃないんだけど」
「なんだ違うの?」

実はさ─
「同僚が結婚祝いに奢ってくれるって言うんだよ」

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