この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第25章 幸せの予感
***
「鏡也~疲れたな?ちょっと休もうぜ」
そうだな。
夜の8時を回ったところで同僚から声を掛けられた。
目頭を押さえ凝り固まった首を回した。
ふぅ~さすがに休みなしで2週間はキツいな!
でも仕方ない、結婚式に2日間の休みを取ったから…
「鏡也~式まであと3日だな…愛しの葉瑠ちゃんとの結婚はやっぱ嬉しいか?」
なんだよ急に─
「おい、どうなんだよ」
「そりゃ嬉しいに決まってるだろ?」
「フッ、アホらし…もう止めた!頑張って残業する気が無くなったわ、おい飲みに行くぞ」
お、珍しい!奢ってくれんのか?
素直におめでとうって言えないもんかね.
仕方ない付き合ってやってもいいけど…
「鏡也の奢りな?」は?なんで俺が
「祝ってくれるんじゃね~の?」
「冗談だろ?このクソ忙しい時期に式挙げるって」
「迷惑掛けるんで奢りますって言うのが筋ってもんだろうが?」
だからこうやって毎日遅くまで仕事してるだろ?
はぁ~まったく─
チッ。
「アハハ冗談だよ、仕方ね~今日は奢ってやるよ」
マジで?……
ま~気晴らしでもしないと続かないからな!
明日と明後日を頑張れば何とかなるだろ?
じゃ行くとするか。
コイツの気分が変わらないうちに
その前に、葉瑠に電話しなきゃ!
プププトゥルルルル──
ピッ「鏡也君もう帰ってくるの?♪」おっ!
クスッ……いきなり?
通話になった途端に喋りだすから可笑しくなった。
「ごめん!そうじゃないんだけど」
「なんだ違うの?」
実はさ─
「同僚が結婚祝いに奢ってくれるって言うんだよ」
「鏡也~疲れたな?ちょっと休もうぜ」
そうだな。
夜の8時を回ったところで同僚から声を掛けられた。
目頭を押さえ凝り固まった首を回した。
ふぅ~さすがに休みなしで2週間はキツいな!
でも仕方ない、結婚式に2日間の休みを取ったから…
「鏡也~式まであと3日だな…愛しの葉瑠ちゃんとの結婚はやっぱ嬉しいか?」
なんだよ急に─
「おい、どうなんだよ」
「そりゃ嬉しいに決まってるだろ?」
「フッ、アホらし…もう止めた!頑張って残業する気が無くなったわ、おい飲みに行くぞ」
お、珍しい!奢ってくれんのか?
素直におめでとうって言えないもんかね.
仕方ない付き合ってやってもいいけど…
「鏡也の奢りな?」は?なんで俺が
「祝ってくれるんじゃね~の?」
「冗談だろ?このクソ忙しい時期に式挙げるって」
「迷惑掛けるんで奢りますって言うのが筋ってもんだろうが?」
だからこうやって毎日遅くまで仕事してるだろ?
はぁ~まったく─
チッ。
「アハハ冗談だよ、仕方ね~今日は奢ってやるよ」
マジで?……
ま~気晴らしでもしないと続かないからな!
明日と明後日を頑張れば何とかなるだろ?
じゃ行くとするか。
コイツの気分が変わらないうちに
その前に、葉瑠に電話しなきゃ!
プププトゥルルルル──
ピッ「鏡也君もう帰ってくるの?♪」おっ!
クスッ……いきなり?
通話になった途端に喋りだすから可笑しくなった。
「ごめん!そうじゃないんだけど」
「なんだ違うの?」
実はさ─
「同僚が結婚祝いに奢ってくれるって言うんだよ」