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愛しのキスは蜜の味~sequel【完結】
第4章 さぁ帰ろう。

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春のポカポカ陽気…
今日は一段と日差しが眩しい。
札幌はまだたくさん雪が残ってるけど、東京はもうそろそろお花見のシーズンかな…
こんな暖かい日に帰れるなんて…
実際に私が暮らしたのは長くなかったけど、商店街のおじさんやおばさんと仲良くなれたし…
それに彩ちゃんがいたお陰でまさかのモデルまで…
貴重な体験もできて、それなりに楽しかったな。
スーハー!空気がおいしいな。
マンションのベランダから慣れ親しんだ街並みを眺めていると後ろから鏡也君の腕に包まれた。
「葉瑠…そろそろ行かなきゃ」
「あっごめんね」
どうするタクシー?
商店街抜けてから拾おうか…
「最後にみんなの顔見たいだろ?」
ううん、いいの!……もう昨日挨拶してきたから…
行ったらまた泣いちゃうもん。
「昨日も泣いたの?」そう。
我慢してたのにおばさん達が先に泣いちゃうから
今週は泣いてばっかりだよ…
彩ちゃんと食事した時でしょ?
後は信吾さんの会社のスタッフさんの前でも…
私があんまり泣くから最後はみんなに笑われちゃったけど……
「葉瑠泣き虫だからな…じゃ行こうか?みんな待ってるぞ!」
──//
もうすぐ離陸する。
飛行機から眺める北海道の大地。
良く見とかなきゃ!
窓から外を食い入るように眺めていた。
またいつか来れたらいいな…
鏡也君も私の隣から覗き込んでくる。
「次来るときは完全にプライベートがいいな、葉瑠と……もしかして子供もいたりして」
えっ?驚いて隣に顔を向けると…突然のキス
クスツ…「そんな驚く?」だって…
でも、そうなったらいいね!
春のポカポカ陽気…
今日は一段と日差しが眩しい。
札幌はまだたくさん雪が残ってるけど、東京はもうそろそろお花見のシーズンかな…
こんな暖かい日に帰れるなんて…
実際に私が暮らしたのは長くなかったけど、商店街のおじさんやおばさんと仲良くなれたし…
それに彩ちゃんがいたお陰でまさかのモデルまで…
貴重な体験もできて、それなりに楽しかったな。
スーハー!空気がおいしいな。
マンションのベランダから慣れ親しんだ街並みを眺めていると後ろから鏡也君の腕に包まれた。
「葉瑠…そろそろ行かなきゃ」
「あっごめんね」
どうするタクシー?
商店街抜けてから拾おうか…
「最後にみんなの顔見たいだろ?」
ううん、いいの!……もう昨日挨拶してきたから…
行ったらまた泣いちゃうもん。
「昨日も泣いたの?」そう。
我慢してたのにおばさん達が先に泣いちゃうから
今週は泣いてばっかりだよ…
彩ちゃんと食事した時でしょ?
後は信吾さんの会社のスタッフさんの前でも…
私があんまり泣くから最後はみんなに笑われちゃったけど……
「葉瑠泣き虫だからな…じゃ行こうか?みんな待ってるぞ!」
──//
もうすぐ離陸する。
飛行機から眺める北海道の大地。
良く見とかなきゃ!
窓から外を食い入るように眺めていた。
またいつか来れたらいいな…
鏡也君も私の隣から覗き込んでくる。
「次来るときは完全にプライベートがいいな、葉瑠と……もしかして子供もいたりして」
えっ?驚いて隣に顔を向けると…突然のキス
クスツ…「そんな驚く?」だって…
でも、そうなったらいいね!

